旅ログ

韓国旅最終日|空港バスで出た恋の答え

2026年6月23日

※2002年11月24日の日記です。

2002年11月24日、韓国2泊3日旅の最終日

2002年11月24日。

韓国2泊3日旅の3日目。

そして最終日です。

この旅は、最初から普通の観光旅行ではありませんでした。

目的は、ネットで知り合った韓国人女性ソヒャンに会うこと。

そして、ずっと言えなかった気持ちを伝えることでした。

1日目、韓国の空港で初めて彼女に会いました。

ネットでは何度もやり取りしていたのに、実際に会うのは初めて。

空港で彼女が私に気づいてくれた瞬間、一気に安心したことを覚えています。

その後、ソヒャンが予約してくれていたDinastyホテルへ向かい、ソウルの街を歩き、シンポウリマンドゥで餃子を食べました。

そして夜にはナムサンタワーへ。

ソウルの夜景を見ながら、私は彼女に気持ちを伝えました。

今の恋人と別れて、自分と付き合ってほしい。

返事はすぐにはもらえませんでした。

2日目は、国立博物館、仁寺洞、明洞、COEX Mallを一緒に巡りました。

観光としてはとても楽しい一日でした。

でも心の中では、ずっと前日の告白の返事を待っていました。

そして、2日目の別れ際に、もう一度伝えました。

明日までに考えて、結論を出してほしい。

今振り返ると、かなり直球です。

でも当時の自分には、それしかできませんでした。

そして迎えた最終日の朝。

この日、空港へ向かうバスの中で、彼女から答えを聞くことになります。

最終日の朝、約束通りソヒャンは来てくれた

最終日の朝、約束していた時間通りにソヒャンは現れました。

この「時間通りに来てくれた」という事実だけで、当時の私はかなり安心したと思います。

もし来なかったらどうしよう。

昨日の話が重すぎたのではないか。

避けられてしまったのではないか。

そんな不安がありました。

告白して、返事を待っている側というのは、本当に心が不安定です。

相手からすると普通の行動でも、こちらは勝手に意味を探してしまいます。

来てくれた。

それだけで少し安心する。

少し笑ってくれた。

それだけで期待する。

少し黙った。

それだけで不安になる。

心が忙しすぎます。

でも、ソヒャンはちゃんと来てくれました。

ホテルまで迎えに来てくれたのか、待ち合わせ場所に来てくれたのか、細かい場面は少し曖昧です。

ただ、彼女が約束通りに来てくれたことは覚えています。

それだけで、この旅が無意味ではなかったように思えました。

少なくとも、彼女は最後まで会ってくれる。

そのことが嬉しかったのです。

ただの帰国日ではなかった

旅行の最終日は、いつも少し寂しいものです。

まだ帰りたくない。

もう少し滞在したい。

この街をもう少し歩きたい。

そんな気持ちになります。

でも、この日の寂しさは少し違いました。

単に旅行が終わる寂しさではありません。

自分の恋の行方が決まるかもしれない日だったからです。

帰国日。

空港へ向かう。

飛行機に乗る。

日本へ戻る。

普通ならそれだけでも気持ちが沈みます。

でもこの日は、そこに返事待ちの緊張が重なっていました。

今日、彼女は何と言うのか。

付き合ってくれるのか。

それとも、やはり難しいと言われるのか。

今の恋人とはどうするのか。

自分は日本へ帰った後、どういう気持ちで過ごすことになるのか。

考えることが多すぎました。

3日間という短い旅でした。

でも、自分の中ではとても長く感じる部分もありました。

会う前の緊張。

告白するまでの緊張。

返事を待つ緊張。

ずっと心が動きっぱなしだったのです。

ソウルの街を離れて空港へ向かう

私たちは、すぐに空港へ向かいました。

ソウルの街を離れる時間です。

空港へ向かう道のりは、いつも少し特別です。

行きは、これから始まる期待があります。

帰りは、終わっていく寂しさがあります。

同じ空港でも、向かう時と帰る時では気持ちがまったく違います。

この時も、空港へ向かうバスの中で、ソウルの景色を眺めていました。

道路。

看板。

人の流れ。

建物。

街の雰囲気。

それらを見ながら、

「ああ、もう帰るんだな」

と思っていました。

でも、それだけではありません。

この景色の中で、自分の恋の答えを聞くことになるかもしれない。

そう思うと、車窓から見える何気ない風景まで、妙にはっきり残るような気がしました。

旅先の景色は、その時の感情と一緒に記憶されます。

同じ景色でも、楽しい時に見れば明るく見えます。

不安な時に見れば、少し切なく見えます。

この日のソウルの街並みは、期待と不安が混ざった景色でした。

空港へ向かうバスの中で

空港へ向かうバスの中で、私たちは彼女の今の恋人について話しました。

かなり現実的な話です。

1日目のナムサンタワーで告白した時は、気持ちを伝えることで精一杯でした。

2日目の別れ際も、答えがほしいという思いが強かったです。

でも、実際に答えを出すとなると、話は簡単ではありません。

彼女には付き合っている相手がいる。

その相手との関係がある。

別れることへの罪悪感もある。

私との距離の問題もある。

日本と韓国という国の違いもある。

これから本当に付き合っていけるのか。

考えることはたくさんあります。

恋愛映画なら、好きだから付き合おう、で終わるかもしれません。

でも現実は、そう簡単ではありません。

誰かを選ぶということは、別の誰かを傷つけることにもつながります。

当時の私は、自分の気持ちでいっぱいだった部分があります。

でも、彼女はきっともっと現実を見ていたのだと思います。

好きという気持ちだけでは決められないことがある。

そのことを、このバスの中で感じていました。

彼女の迷いも当然だった

ソヒャンが迷っていたのは、当然のことだったと思います。

彼女には恋人がいました。

しかも、初めて付き合った相手だったと聞いていました。

初めて付き合った相手と別れるというのは、簡単なことではありません。

もう気持ちが離れかけていたとしても、相手への情や罪悪感があります。

相手を傷つけたくない。

でも、自分の気持ちにも嘘はつけない。

その間で揺れるのは自然です。

私は、韓国まで来ました。

彼女に会い、気持ちを伝えました。

でも、それはあくまで私の行動です。

だからといって、彼女がすぐに決めなければならないわけではありません。

今なら、もう少しその重さが分かる気がします。

当時の自分は、彼女の迷いを理解しようとしながらも、やはり答えがほしい気持ちが強かったと思います。

余裕はあまりありませんでした。

自分は帰国する。

今日を逃したら、直接話せる時間はなくなる。

その焦りもありました。

ソヒャンも、かなり悩んでいたと思います。

バスの中の会話は、楽しい観光の会話とはまったく違うものでした。

現実の恋愛の話でした。

私も何度も気持ちを伝えた

空港へ向かう道のりの中で、私は自分の気持ちを何度も伝えました。

好きなこと。

本気であること。

これから付き合いたいと思っていること。

国が違っても、距離があっても、続けていきたいと思っていること。

言葉としては、不器用だったと思います。

うまく整理された言葉ではなかったかもしれません。

ただ、気持ちだけは本物でした。

好きだという気持ち。

会いに来た理由。

このまま終わらせたくない思い。

それをどうにか伝えようとしていました。

今振り返ると、少し必死すぎたかもしれません。

でも、当時の自分にはそれが精一杯でした。

余裕を見せることなんてできません。

かっこよく待つこともできません。

自分の気持ちを隠して、相手の判断に任せるほど大人でもありませんでした。

ただ、好きだった。

だから伝えた。

それだけです。

でも、その真っ直ぐさは、今の自分から見ると少し眩しくもあります。

うまくできたかどうかは別として、本気で動いていたのは確かでした。

長い話し合いの末に出た答え

空港までの長い道のりの中で、たくさん話しました。

どれくらいの時間だったのか、正確には覚えていません。

でも、とても長く感じたことは覚えています。

車内の音。

窓の外の景色。

彼女の表情。

自分の緊張。

全部が混ざった時間でした。

そして、ようやくソヒャンは結論を出してくれました。

彼と別れる。

そう言ってくれたのです。

その瞬間の気持ちは、今でも少し覚えています。

嬉しかった。

信じられなかった。

ホッとした。

そして、少しだけ責任も感じました。

彼女の選択が、自分の存在によって変わったのだと思ったからです。

もちろん、彼女が自分で考え、自分で出した答えです。

でも、その答えに自分が関わっていることは確かでした。

ただ、その時の私は、まず純粋に嬉しかったです。

韓国まで来てよかった。

気持ちを伝えてよかった。

逃げずに言ってよかった。

そう思いました。

ずっと言えなかった気持ちが、ようやく形になったような気がしました。

嬉しさと責任が一緒に来た

彼女が「彼と別れる」と言ってくれた時、私は本当に嬉しかったです。

それは間違いありません。

でも同時に、ただ喜ぶだけでは済まない気持ちもありました。

相手には、もともと恋人がいたのです。

その関係が終わる。

その決断に、自分が関わっている。

これは軽いことではありません。

当時の自分は、その重さをどこまで理解できていたのか分かりません。

おそらく、今ほど深くは考えられていなかったと思います。

でも、まったく何も感じなかったわけではありません。

自分の気持ちを受け止めてくれたことへの嬉しさ。

彼女が決断してくれたことへの驚き。

そして、これから自分がちゃんと向き合わなければいけないという気持ち。

それらが一緒にありました。

恋愛は、気持ちが通じた瞬間がゴールのように感じることがあります。

でも本当は、そこからが始まりです。

付き合うと決まったら、その後の日々があります。

距離の問題もあります。

生活の違いもあります。

簡単ではないことは、どこかで分かっていました。

それでも、その時は始まったことが嬉しかったのです。

空港での別れ

空港に着き、いよいよ別れの時間が近づいてきました。

この旅で何度も感じたことですが、空港の別れは本当にあっけないです。

どれだけ濃い時間を過ごしても、最後は出発の時間が来ます。

手続きをしなければいけません。

搭乗時間があります。

飛行機は待ってくれません。

気持ちだけでは延長できません。

ソヒャンとの関係は、空港へ向かうバスの中で新しい形になりました。

でも、すぐに私は日本へ帰らなければいけません。

始まったばかりなのに、すぐ離れる。

遠距離恋愛の始まりとしては、いきなり切ないです。

空港でどんな言葉を交わしたのか、細かいことは少し曖昧です。

ただ、名残惜しかったことは覚えています。

やっと気持ちが通じた。

でもすぐに離れる。

このもどかしさは、なかなか強いものでした。

韓国へ来た時は、彼女に気持ちを伝えることが目標でした。

帰る時には、彼女が特別な存在になっていました。

たった3日間で、状況は大きく変わっていました。

日本へ帰国しても心は韓国に残っていた

そして私は日本へ帰国しました。

飛行機に乗り、韓国を離れます。

体は日本へ向かっています。

でも心は、まだ韓国に残っているような感覚でした。

旅行が終わった寂しさもありました。

でも、それ以上に、何かが始まった余韻がありました。

数日前まで、私は片思いの状態でした。

ネットで知り合った彼女に会いに行き、気持ちを伝え、返事を待っていました。

それが、帰国する時には関係が変わっていたのです。

人生は、数日で大きく動くことがあります。

それまでずっと悩んでいたことが、ある行動をきっかけに一気に変わる。

この旅は、自分にとってまさにそうでした。

飛行機の中で何を考えていたのか、はっきりとは覚えていません。

でも、きっとソヒャンのことばかり考えていたと思います。

日本に戻ったら、どう連絡しよう。

これからどう付き合っていけばいいのか。

次はいつ会えるのか。

そんなことを考えていたはずです。

旅は終わりました。

でも、恋はそこから始まりました。

帰国後、毎日メールを交わした

帰国後、私たちは毎日何通もメールのやり取りをしました。

今のように、LINEで気軽に送る時代ではありません。

スタンプもありません。

既読表示もありません。

短いリアクションだけで会話をつなぐ感覚でもありません。

メールです。

件名があるメール。

本文を打つメール。

送った後、返事を待つメール。

この「待つ時間」が、今とは少し違いました。

すぐ返ってくることもあれば、時間が空くこともあります。

返事が来るまで、何度もメールを確認する。

来ていないと少し不安になる。

来ていると嬉しい。

とても単純ですが、とても濃い時間でした。

一通一通に、気持ちが入っていました。

何気ない日常の話。

今日あったこと。

会いたい気持ち。

次はいつ会えるか。

日本と韓国の距離。

これからのこと。

文字だけで気持ちを伝えるしかないからこそ、言葉を選んでいた気がします。

不便でした。

でも、その不便さの中に濃さがありました。

遠距離恋愛の始まり

こうして、日本と韓国の遠距離恋愛が始まりました。

最初は、気持ちが通じた嬉しさが大きかったです。

毎日メールをするだけで楽しい。

相手からの返事を待つ時間も、少し苦しいけれど嬉しい。

離れているからこそ、連絡が来ることの意味が大きい。

そんな日々でした。

ただ、遠距離恋愛はやはり簡単ではありません。

会いたい時に会えない。

声を聞きたくても、通話にはお金も時間も気になる。

相手の生活が見えにくい。

不安が大きくなる。

小さなすれ違いが、距離のせいで大きく感じる。

こういう難しさがあります。

最初は気持ちだけで乗り越えられると思っていました。

好きなら大丈夫。

お互い思っていれば続く。

そう考えていた部分もあります。

でも現実は、もう少し複雑でした。

国が違うということは、生活の前提も違います。

会うにも飛行機が必要です。

時間もお金もかかります。

簡単に「今から会いに行く」とは言えません。

それでも、その時は本気で続けたいと思っていました。

その後、別れの時が来た

しかし、恋愛はハッピーエンドだけでは終わりません。

その後、私たちは別れることになりました。

理由は一つではなかったと思います。

距離。

生活環境。

価値観。

将来への不安。

お互いの未熟さ。

いろいろなものが少しずつ重なっていたのだと思います。

遠距離恋愛は、想像以上に難しいものでした。

好きという気持ちはありました。

でも、好きだけでは越えられない壁があります。

会えない時間が長くなる。

気持ちを確かめる手段がメール中心になる。

相手の状況が見えにくい。

不安が増える。

それでも相手を信じ続けることは、簡単ではありません。

別れた時は、かなり落ち込んだはずです。

あれだけの思いで韓国へ行き、気持ちを伝え、始まった恋でした。

だからこそ、終わる時の痛みも大きかったと思います。

でも今振り返ると、あの恋愛があったから学べたことも多かったです。

誰かを本気で好きになること。

会いに行く行動力。

気持ちを伝える勇気。

遠距離の難しさ。

別れの痛み。

全部、当時の自分にとって大切な経験でした。

恋愛は思い通りにならないから残る

この韓国2泊3日旅を振り返ると、恋愛は本当に思い通りにならないものだと感じます。

好きになったタイミング。

言えなかった時間。

彼女に恋人ができたこと。

韓国まで会いに行ったこと。

夜景の前で告白したこと。

返事を待った2日目。

空港へ向かうバスの中で出た答え。

遠距離恋愛の始まり。

そして別れ。

どれも、きれいに計画されたものではありません。

むしろ、不器用で、少し強引で、迷いだらけでした。

でも、だからこそ記憶に残っているのだと思います。

完璧な恋愛ではありませんでした。

大人っぽく余裕のある恋愛でもありませんでした。

でも、あの時の自分なりに本気でした。

本気だったからこそ、うまくいかなかったことも痛かった。

本気だったからこそ、今でも思い出すのだと思います。

旅も恋愛も、思い通りにいかない部分ほど残ります。

あの時、もっとこうすればよかった。

あの言い方でよかったのか。

相手の気持ちをちゃんと考えられていたのか。

そういう反省も含めて、今の自分の中に残っています。

若かったから、ではなく本気だったから動けた

この旅を振り返る時、つい「勢いがあった」と思います。

たしかに勢いはありました。

韓国まで会いに行き、夜景の前で告白し、最終日に答えを聞く。

なかなかの行動力です。

でも、それをただ勢いだけで片付けたくはありません。

本気だったから動けたのだと思います。

会いたい。

伝えたい。

このまま終わらせたくない。

その気持ちが強かったから、韓国まで行けたのだと思います。

不器用だったかもしれません。

相手の立場を十分に考えきれていなかった部分もあったかもしれません。

でも、気持ちに嘘はありませんでした。

今の自分なら、もっと慎重に考えると思います。

相手の状況、距離、将来、いろいろなことを考えます。

でも当時は、考えすぎる前に動いていました。

それが良かったのか、悪かったのかは簡単には言えません。

ただ、あの時動いたからこそ、この思い出があります。

韓国2泊3日。

短い旅でした。

でも、自分の中ではとても濃い3日間でした。

まとめ

2002年11月24日、韓国2泊3日旅の最終日。

この日は、空港へ向かうバスの中で、ソヒャンから答えを聞いた日でした。

朝、約束していた時間通りにソヒャンは来てくれました。

前日にもう一度気持ちを伝え、明日までに結論を出してほしいと話していたので、来てくれたことだけで少し安心したのを覚えています。

もし避けられていたらどうしよう。

昨日の話が重すぎたらどうしよう。

そんな不安もありました。

でも彼女はちゃんと来てくれました。

それだけで、この旅が無意味ではなかったように感じました。

私たちは、すぐに空港へ向かいました。

ソウルの街を離れていくバスの車窓から、街並みや道路、看板、人の流れを眺めていました。

ただの帰国日ではありません。

この帰り道で、自分の恋の行方まで決まるかもしれない。

そんな緊張がありました。

バスの中では、彼女の今の恋人について話し合いました。

彼女には付き合っている相手がいて、その関係をどうするのかという現実的な問題がありました。

別れることへの罪悪感。

私との距離。

国の違い。

これから本当に付き合っていけるのか。

考えることはたくさんあったと思います。

私は、自分の気持ちを何度も伝えました。

好きなこと。

本気であること。

これから付き合いたいと思っていること。

言葉は不器用だったかもしれません。

でも、本音だけは本物でした。

長い話し合いの末、ソヒャンは結論を出してくれました。

彼と別れる。

そう言ってくれたのです。

その瞬間、嬉しさ、驚き、安心、そして少しの責任感が一気に来ました。

韓国まで来てよかった。

ちゃんと気持ちを伝えてよかった。

そう思いました。

その後、私は日本へ帰国しました。

飛行機に乗り、日常へ戻っていく。

でも心は、まだ韓国に残っているような感覚でした。

旅行が終わった寂しさではなく、何かが始まった余韻がありました。

帰国後、私たちは毎日何通もメールを交わしました。

今のようにLINEやスタンプで気軽にやり取りする時代ではありません。

件名があるメール。

文字だけで気持ちを伝えるメール。

返信を待つ時間が長く感じるメール。

だからこそ、一通一通が濃かった気がします。

何気ない日常の話。

会いたい気持ち。

次はいつ会えるか。

今日何をしていたか。

そうしたメールを重ねながら、日本と韓国の遠距離恋愛が始まりました。

しかし、その後、私たちは別れることになりました。

理由は一つではなかったと思います。

距離。

生活環境。

価値観。

将来への不安。

お互いの未熟さ。

遠距離恋愛は、想像以上に難しいものでした。

好きだけでは越えられない壁があることを、その時に知りました。

それでも、この恋愛があったから学べたことも多かったです。

誰かを本気で好きになること。

会いに行く行動力。

気持ちを伝える勇気。

別れの痛み。

それでも前に進むこと。

全部、自分にとって大切な経験でした。

この韓国2泊3日の旅は、短い旅でした。

でも人生の中では、かなり濃い3日間でした。

国立博物館や仁寺洞、明洞、COEX Mall、ナムサンタワー。

いろいろな場所へ行きました。

でも一番記憶に残っているのは、景色そのものより、あの時の感情です。

空港へ向かうバスの中で、ソヒャンが出してくれた答え。

そこから始まった遠距離恋愛。

そして、やがて迎えた別れ。

すべて含めて、忘れられない思い出です。

恋は終わっても、思い出として残るものがあります。

あの時の自分は不器用で、少し強引で、余裕もありませんでした。

でも本気でした。

それだけは、今振り返っても間違いないと思います。

そして今でも思います。

空港へ向かうバスの中で人生が少し動くこともあるんだな、と。

普通ならただの移動時間です。

でもあの日のバスは、自分にとって、恋の結末と始まりが同時に乗っていた場所でした。

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