2000年11月8日から始まった韓国4泊5日旅の1日目。メールで知り合った韓国人友人Samongと初対面し、ロッテワールド観光、大田の家庭で過ごした濃い一日を振り返ります。 本文

旅ログ

韓国4泊5日旅1日目|ロッテワールドと大田へ

2026年6月18日

※2000年11月8日の日記です。

2000年11月8日、韓国4泊5日旅が始まった

この日から、韓国4泊5日の旅が始まりました。

今振り返っても、この旅はかなり特別な思い出として残っています。

ただ韓国へ観光に行った、というだけではありません。

メールやチャットを通じて知り合った韓国人女性・Samong(サモン)に、初めて会いに行く旅でもありました。

当時は、今のようにSNSが当たり前にある時代ではありませんでした。

スマホもありません。

ビデオ通話で顔を見ながら話すような感覚も、今ほど身近ではありません。

パソコンの前に座って、メールを書いたり、チャットで少しずつ言葉を交わしたりしながら、相手との距離を縮めていく時代でした。

海外の人とやり取りすること自体が、自分にとっては大きな楽しみでした。

文字だけのやり取りなのに、そこにはちゃんと人柄が出ます。

返事を待つ時間もありました。

うまく伝わるかなと考えながら文章を書く時間もありました。

少しずつ相手のことを知っていく感じがありました。

その中で知り合ったSamongとは、以前から何度もメールをしていました。

彼女は日本語もある程度話せる子で、やり取りを続けるうちに、

「いつか会ってみたいね」

という話になりました。

そしてついに、実際に韓国へ行くことになったのです。

前回の韓国旅行では、ひとりでホテルに泊まり、右も左も分からず緊張しながら街を歩いていました。

でも今回は違います。

現地で迎えてくれる人がいる。

それだけで、安心感はまるで違いました。

とはいえ、初対面です。

楽しみもある。

緊張もある。

期待もある。

少し不安もある。

そんな気持ちが混ざった状態で、韓国へ向かいました。

成田空港から大韓航空KE706便でソウルへ

この日の便は、大韓航空KE706便。

成田空港を9時30分に出発し、ソウルへ向かうスケジュールでした。

当時の海外旅行は、今よりもずっと特別感がありました。

もちろん今でも海外旅行は特別ですが、当時はもっと「準備して行くもの」という感覚が強かった気がします。

スマホで何でも確認できる時代ではありません。

航空券。

パスポート。

現金。

トラベラーズチェック。

紙に書いたメモ。

連絡先。

そういったものを何度も確認していました。

忘れ物があったらどうしよう。

空港で迷ったらどうしよう。

現地でちゃんと会えるだろうか。

いろいろな不安が頭をよぎります。

でも、その不安も含めて海外旅行の始まりでした。

成田空港へ行くだけでも、気持ちが高まります。

空港独特の雰囲気があります。

大きな荷物を持った人たち。

出発案内の表示。

航空会社のカウンター。

これから海外へ行く人たちの空気。

そういうものに触れるだけで、

「ああ、本当に行くんだな」

という気持ちになります。

飛行機に乗り込み、窓の外を見ながら、また海外へ行けることが嬉しくなりました。

韓国は日本から近い国です。

でも、当時の自分にとっては立派な海外でした。

しかも今回は、現地の友人と初対面します。

ただの観光ではなく、人に会いに行く旅。

その緊張感は、普通の旅行とは少し違っていました。

ソウルの空港でSamongと初対面

ソウルの空港へ到着すると、到着ロビーでSamongとお姉さんが迎えに来てくれていました。

メールでは何度もやり取りしていました。

でも、実際に会うのはこの日が初めてです。

今なら、事前に写真を見たり、ビデオ通話をしたりして、相手の顔や雰囲気をある程度知ってから会うこともできます。

でも当時は、今ほど簡単ではありません。

だからこそ、到着ロビーで本当に会えた瞬間の安心感は大きかったです。

「あ、本当に来てくれた」

そんな気持ちになりました。

メールの相手が、目の前にいる。

それだけで不思議でした。

文字だけでやり取りしていた人が、実際に笑って立っている。

頭では分かっていたはずなのに、実際に会うとやはり少し感動があります。

Samongは日本語を話すことができました。

これは本当にありがたかったです。

海外で言葉が通じる人がいるだけで、安心感がまったく違います。

ただ、お姉さんは日本語ができませんでした。

それでも、笑顔で迎えてくれました。

言葉が完璧に通じなくても、表情や雰囲気で伝わるものはあります。

初対面なのに、嫌な緊張感はありませんでした。

むしろ、長くメールをしていたからか、どこか昔から知っている人のような不思議な感覚もありました。

こういう出会い方は、今考えても面白いです。

ネットで知り合い、メールで距離を縮め、実際に海外で会う。

今ならもっと自然に行われることかもしれませんが、当時の自分にはかなり大きな出来事でした。

初日からいきなりロッテワールドへ

空港で合流したあと、そのまま観光へ連れて行ってくれました。

向かった先は、ロッテワールドです。

韓国でも有名な大型テーマパーク。

遊園地、ショッピングモール、イベント施設が一体になったような場所でした。

初日にいきなりテーマパークへ行くとは思っていなかったので、少し驚きました。

でも、これはこれで面白かったです。

ソウルに着いたばかり。

まだ荷物も気持ちも完全には落ち着いていない。

そんな状態でロッテワールドへ行く。

今思うと、かなり勢いがあります。

でも旅の初日らしい高揚感もありました。

中へ入ると、とにかく人が多かったです。

日本からの修学旅行生らしき学生たち。

団体旅行のグループ。

地元の家族連れ。

カップル。

かなり賑わっていました。

韓国に来たばかりなのに、周りに日本人らしき人もけっこういる。

その不思議な感じも覚えています。

ロッテワールドは、屋内施設も充実していて、天気に左右されにくいテーマパークという印象でした。

日本の遊園地とは少し違う雰囲気があり、見ているだけでも新鮮でした。

ただ、初対面のSamongと一緒なので、少し緊張もあります。

何を話せばいいのか。

どこまで自然に振る舞えばいいのか。

日本語で通じるとはいえ、相手は韓国の友人です。

文化も違います。

でも、そういう緊張も含めて、初日のロッテワールドはかなり印象に残っています。

ロッテワールドの中にアイススケートリンクがあった

ロッテワールドで特に印象的だったのが、館内にアイススケートリンクがあったことです。

「え、こんな場所にスケート場があるの?」

と驚きました。

テーマパークの中にアイススケートリンク。

しかも多くの人が普通に滑っている。

日本ではあまり見ない光景だったので、とても新鮮でした。

リンクの状態を見ると、場所によっては氷が少し溶けて、水っぽくなっているところもありました。

自分が想像していた整ったスケートリンクとは少し違い、どこかワイルドな印象もありました。

それでも、子どもたちは元気いっぱいに滑っています。

大人も楽しそうに滑っています。

見ているだけでも面白かったです。

ただ、少し危ない場面もありました。

近くで見ていたところ、勢いよく滑ってきた子どもにぶつかられそうになったのです。

思わず体勢を崩し、転びそうになりました。

あれは少しヒヤッとしました。

海外旅行では、こういう予想外の出来事も起こります。

きれいな景色や美味しい食事だけではなく、

「ちょっと危なかったな」

という場面も、後から思い出すと旅の記憶になります。

ロッテワールドのアイススケートリンクは、華やかさと少しの雑多さが混ざった、不思議な空間でした。

アトラクションにも乗ってみた

せっかくロッテワールドへ来たので、いくつかアトラクションにも乗りました。

絶叫系というよりは、家族向けの乗り物が多かった印象です。

日本の遊園地ほど洗練されている感じではありませんでしたが、それもまた味がありました。

海外のテーマパークは、どこか空気が違います。

乗り物そのものだけではなく、並んでいる人たちの雰囲気、案内の表示、音楽、スタッフの声。

細かいところが少しずつ違います。

それを見ているだけでも楽しいです。

Samongと一緒に並びながら、片言の会話をしていた時間も覚えています。

メールでは何度もやり取りしていました。

でも、実際に横に並んで、同じ列で順番を待っている。

それが何だか不思議でした。

文章の中にいた人が、現実の隣にいる。

同じものを見て、同じタイミングで笑う。

当たり前のようで、当たり前ではない時間でした。

アトラクションそのものの内容よりも、誰と一緒にいたかの方が記憶に残っています。

ロッテワールドで何に乗ったかを細かく全部覚えているわけではありません。

でも、Samongと一緒に歩いて、並んで、少しずつ会話していた空気は覚えています。

旅の記憶は、そういうものなのかもしれません。

昼食はハンバーガー、でも食べ切れなかった

昼食は、館内でハンバーガーを食べることになりました。

海外のファストフードは、量が多いことがあります。

この時も、かなりボリュームがあった記憶があります。

ただ、自分は丸々1個を食べ切れませんでした。

今なら食べ切れたかもしれません。

でも当時は、移動疲れもあり、初対面の緊張もあり、胃が落ち着かなかったのだと思います。

海外に着いたばかり。

空港で初対面。

そのままロッテワールド。

人も多い。

言葉も完全には通じない。

そんな状態で、食欲がいつも通りだったかというと、たぶん違いました。

旅先では、意外と食べられないことがあります。

楽しみにしていたはずなのに、緊張や疲れで胃が動かない。

今なら少し分かります。

このハンバーガーを食べ切れなかったことも、なぜか記憶に残っています。

美味しかったかどうかより、

「食べ切れなかったな」

という事実の方が残っている。

人間の記憶は不思議です。

旅では完璧に楽しめたことだけでなく、少しうまくいかなかったことも後から大事な記憶になります。

ロッテワールドのハンバーガーは、自分にとってそんな思い出のひとつです。

韓国で見かけたたこ焼きの味

館内では、たこ焼きも売られていました。

韓国でたこ焼き。

見つけた時は少し興味がわきました。

海外で日本の食べ物を見かけると、つい気になります。

どんな味なのか。

日本のものと同じなのか。

現地風に変わっているのか。

実際に食べてみると、日本のたこ焼きとはかなり違いました。

柔らかくて、味も薄め。

少しぼんやりした味だった印象です。

日本のたこ焼きの、外側と中の食感の違いや、ソースの濃さ、だしの感じを想像していると、少し違和感があります。

でも、これもまた海外で見る日本食らしさかもしれません。

現地の食材や好みに合わせて変化しているのかもしれないし、単純にまだ日本のたこ焼きが今ほど広まっていなかったのかもしれません。

いずれにしても、

「韓国でたこ焼きを食べたけど、日本とは違った」

という記憶は残っています。

こういう小さな食文化の違いは、旅の面白さです。

日本で当たり前に食べているものが、海外では少し違う形で存在している。

それを見ると、食べ物も国境を越えると変わるのだなと感じます。

味としては少し物足りなかったかもしれません。

でも、思い出としては十分濃いです。

民族博物館が思った以上に面白かった

ロッテワールドには、遊園地だけではなく、民族博物館のような歴史展示施設もありました。

これが思った以上に面白かったです。

韓国の昔の暮らし。

衣装。

建物。

文化。

そういったものが展示されていました。

自分は、こういう施設が意外と好きです。

観光地へ行くと、つい食事や買い物、景色に目が向きがちです。

でも、その国の歴史や暮らしに触れると、旅が少し深くなる気がします。

展示を見ながら、

「韓国にはこういう暮らしがあったんだな」

「日本と似ているところもあるけど、違うところもあるな」

と感じました。

近い国だからこそ、似ている部分もあります。

でも、やはり違う文化です。

その違いを知るのは面白いです。

ロッテワールドというと、テーマパークのイメージが強いですが、こうした展示施設もあったことで、ただ遊んだだけではない時間になりました。

Samongと一緒に見て回ったこともあり、展示だけを見るより印象に残ったのかもしれません。

現地の人と一緒にその国の文化を見る。

これは、普通の観光とはまた違う体験でした。

夕方、大田へ移動することに

夕方になると、Samongの家がある大田へ向かうことになりました。

大田は、現在の表記ではDaejeonと書かれる都市です。

当時はTaejonという表記も見かけた気がします。

ソウルから高速バスで約2時間。

日本で言えば、大都市から少し離れた地方都市へ移動するような感覚でした。

ロッテワールドで遊んだ後に、さらにバスで移動。

初日からなかなか盛りだくさんです。

バスターミナルから出発し、窓の外の景色を眺めながら移動しました。

韓国の高速道路。

サービスエリア。

街並み。

どれも新鮮でした。

観光地だけを見る旅も楽しいですが、移動中の景色も旅の大事な部分です。

車窓から見る普通の街並みや道路に、その国の生活が少し見えます。

看板の文字。

建物の感じ。

道路の雰囲気。

日本と近いようで、やはり違う。

そういう違いをぼんやり見ている時間が好きでした。

ただ、到着したのは21時頃だったと思います。

思った以上に遅くなりました。

朝に成田を出て、ソウルに着いて、ロッテワールドへ行って、そこから大田へ移動。

さすがに長い一日です。

でも、その長さも含めて、初日らしい濃さがありました。

大田ではSamongのお父さんが迎えに来てくれた

バスを降りると、Samongのお父さんが迎えに来てくれていました。

初対面の日本人を、夜にわざわざ迎えに来てくれる。

それだけでも本当にありがたかったです。

しかも、嫌な顔ひとつせず、自然に接してくれたのが印象的でした。

こちらは緊張しています。

初めて会う友人の家族。

言葉も十分には通じない。

海外の家庭。

どう振る舞えばいいのか分からない部分もありました。

でも、お父さんの自然な雰囲気に少し安心しました。

そこから車で15分ほど移動し、Samongの家へ向かいました。

当時の自分にとって、海外の一般家庭へ入る経験はかなり貴重でした。

ホテルに泊まる旅行とはまったく違います。

ホテルなら、旅行者として過ごします。

でも人の家へ行くと、その国の生活の中に入る感じがあります。

玄関。

部屋。

家族の空気。

食事。

ペット。

そういうものが全部、観光地とは違うリアルな体験になります。

大田の夜道を車で移動しながら、これから韓国の家庭に泊まるのだと思うと、少し緊張しました。

でも同時に、とても楽しみでもありました。

家では犬のオットがお出迎え

家に着いてドアを開けると、すぐに犬が寄ってきました。

名前はオット。

人懐っこく、しっぽを振って歓迎してくれました。

これがとてもかわいかったです。

旅先で動物に会うと、なぜか強く記憶に残ります。

特に初めて訪れる家で、犬が歓迎してくれると、一気に空気がやわらかくなります。

言葉が通じなくても、犬は関係ありません。

人懐っこく近づいてきてくれるだけで、こちらも自然と笑顔になります。

オットは本当にかわいくて、自分も犬が欲しくなるほどでした。

海外の家庭に到着して緊張していた気持ちが、オットのおかげで少しほぐれた気がします。

こういう存在は大きいですね。

人間同士だと、言葉や文化の違いを意識してしまいます。

でも動物はその壁を軽く越えてきます。

オットがいたことで、Samongの家の空気に少し入りやすくなりました。

今でも、韓国旅行初日の記憶の中に、オットの姿はちゃんと残っています。

ロッテワールドや大田への移動と同じくらい、あの犬のお出迎えは印象的でした。

お母さんが夕食に刺身屋へ連れて行ってくれた

家では、Samongのお母さんも優しく迎えてくれました。

そして、自分がまだ夕食を食べていないことを知ると、近くの刺身屋へ連れて行ってくれたのです。

初対面の外国人に、ここまで自然にもてなしてくれることに驚きました。

そして、かなり感動しました。

韓国で刺身。

そう聞くと少し意外に感じる人もいるかもしれません。

でも、実際に食べた刺身は新鮮で、とても美味しかったです。

日本の刺身とは少し違う食べ方や付け合わせもあり、文化の違いも感じました。

同じ刺身でも、国が違うと楽しみ方も変わります。

旅先での食事は、味だけではなく、誰と食べたかも大きいです。

この時の刺身屋での夕食は、Samongの家族に迎え入れてもらったような感覚がありました。

言葉がすべて通じたわけではありません。

でも、食事を一緒にすることで距離が少し縮まる感じがありました。

自分が逆の立場だったら、初対面の外国人をここまで自然に迎えられただろうか。

そう考えると、Samongの家族の温かさは本当にありがたかったです。

旅の初日から、こんなふうにもてなしてもらえるとは思っていませんでした。

この刺身屋での夕食は、観光地の食事とはまったく違う記憶として残っています。

Samongの部屋を借りて泊まることに

その夜、自分はSamongの部屋を借りて泊まることになりました。

女の子の部屋らしく、きれいに整理されていて、可愛らしい雰囲気だったのを覚えています。

もちろん、変なことは何もしていません。

こういうことを書いておかないと、あとで自分でも少し気になります。

海外の友人の家に泊まるというのは、なかなか貴重な経験です。

しかも、メールで知り合った相手の家。

今思うと、かなり思い切った旅だったようにも感じます。

でも当時は、メールで何度もやり取りしていた安心感がありました。

そして実際に会ってみると、Samongも家族もとても親切でした。

だからこそ、家に泊まることにも大きな不安はありませんでした。

シャワーを浴びて、長い一日の疲れもあり、そのままぐっすり眠りました。

朝は日本にいました。

昼はソウルのロッテワールドにいました。

夜は大田の韓国の家庭にいました。

1日の中で、ここまで場所と空気が変わるのは、なかなかありません。

かなり濃い初日でした。

ホテル泊とはまったく違う韓国旅行

前回の韓国旅行では、ひとりでホテルに泊まりました。

それはそれで良い経験でした。

自分で地図を見て、街を歩き、分からないことだらけの中で過ごす。

ひとり旅ならではの緊張感もありました。

でも今回は、まったく違いました。

現地で迎えてくれる人がいる。

一緒に観光してくれる人がいる。

家族が迎えてくれる。

家庭に泊まる。

この違いは本当に大きかったです。

ホテルに泊まる旅行は、旅行者としてその国を見る感じがあります。

でも家庭に泊まると、その国の生活に少し触れることができます。

もちろん、たった数日で分かることは限られています。

でも、玄関を入った時の空気、家族のやり取り、食事、犬のオット、部屋の雰囲気。

そういうものは、ガイドブックには載っていません。

この旅が今でも記憶に残っているのは、観光地を見たからだけではないと思います。

人とのつながりがあったからです。

メールで知り合った人と実際に会い、その家族に迎えてもらった。

その経験が、この旅を特別なものにしてくれました。

メールでつながった友人に会いに行く時代の空気

この旅を思い出すと、当時のインターネットの空気も一緒によみがえります。

今のように、誰とでもすぐにつながれる感じではありませんでした。

海外の人とやり取りすること自体に、少し特別感がありました。

メールを書く。

返事を待つ。

チャットで話す。

少しずつ相手のことを知る。

その積み重ねで、いつか会ってみたいという話になる。

今よりも時間がかかりました。

でも、その分、ひとつひとつのやり取りに重みがあった気がします。

Samongとの関係も、そうやって少しずつできていきました。

いきなり会いに行ったわけではありません。

何度もメールをして、やり取りをして、信頼感が少しずつできていった。

だから韓国へ行くことができたのだと思います。

もちろん、今考えれば慎重さも必要だったと思います。

海外で初対面の人に会い、その家に泊まる。

簡単に誰にでもすすめられることではありません。

ただ、この時の自分にとっては、大きな挑戦であり、貴重な経験でした。

そして結果的に、とても温かい出会いになりました。

時代の空気も含めて、この旅は忘れられないものになっています。

初日だけでかなり濃い一日だった

こうして振り返ると、韓国4泊5日旅の初日だけで、かなり濃い一日でした。

成田空港から大韓航空でソウルへ。

空港でSamongとお姉さんに初対面。

そのままロッテワールドへ。

アイススケートリンクを見て、アトラクションに乗って、ハンバーガーを食べ、たこ焼きも見つける。

民族博物館も楽しむ。

夕方から高速バスで大田へ移動。

夜にはSamongのお父さんが迎えに来てくれて、家へ。

犬のオットに歓迎され、お母さんに刺身屋へ連れて行ってもらい、Samongの部屋を借りて宿泊。

もう、初日だけで十分に旅です。

普通なら、ソウル到着だけでも初日は終わりそうなものです。

でもこの日は、観光も移動も家庭訪問も宿泊も全部ありました。

濃すぎます。

でも、だからこそ覚えています。

旅の記憶は、必ずしも予定どおりで整ったものだけではありません。

初対面の緊張。

食べ切れなかったハンバーガー。

水っぽいスケートリンク。

日本とは違うたこ焼き。

夜の大田。

犬のオット。

刺身屋での夕食。

そういう細かい場面が、今でも残っています。

まとめ

2000年11月8日から始まった韓国4泊5日旅。

その1日目は、空港での初対面からロッテワールド観光、大田への移動、そして韓国の家庭での宿泊まで、かなり濃い一日になりました。

大学時代、メールやチャットを通じて知り合った韓国人女性・Samong。

何度もメールを重ね、「いつか会ってみたいね」と話していた相手に、ついに韓国で会うことができました。

ソウルの空港では、Samongとお姉さんが迎えに来てくれていました。

メールの相手が実際に目の前にいるというのは、とても不思議で、同時に大きな安心感もありました。

そのまま向かったロッテワールドでは、屋内のアイススケートリンクやアトラクション、ハンバーガー、韓国で見かけた少し日本とは違うたこ焼き、民族博物館などを楽しみました。

初対面の相手と一緒に歩き、並び、話しながら過ごす時間は、観光以上に印象に残っています。

夕方からは、Samongの家がある大田へ高速バスで移動。

到着は21時頃だったと思います。

バスを降りると、お父さんが迎えに来てくれていて、車で家へ向かいました。

家では犬のオットが人懐っこく迎えてくれ、お母さんも優しく接してくれました。

さらに、まだ夕食を食べていない自分を近くの刺身屋へ連れて行ってくれたことは、今でもよく覚えています。

韓国の家庭に泊まるという経験は、ホテル泊とはまったく違うものでした。

観光地を見るだけではなく、現地の人の生活の中に少し入らせてもらう旅。

だからこそ、年月が経っても細かい場面まで記憶に残っているのだと思います。

旅の初日から、ロッテワールド、大田への移動、家族との出会い、犬のオット、刺身屋での夕食まで、内容がぎっしり詰まった一日でした。

次回は、大田の街歩きや、韓国の家庭で過ごした時間について振り返っていきたいと思います。

それにしても、初日からここまで濃いと、普通なら少し疲れます。

でも当時の自分は、緊張よりも好奇心の方が勝っていたのかもしれません。

今だったら、空港からロッテワールドへ直行した時点で、どこかで一度コーヒー休憩を要求している気がします。

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