PC・デジタル系

初めての携帯電話|母に買ってもらった思い出

2026年5月20日

初めて携帯電話を買ってもらった頃の思い出

携帯電話って、不思議と最初に持った時のことを覚えているものです。

機種名ははっきり覚えていなくても、

「どこで買ったか」

「誰に買ってもらったか」

「いくらくらいしたか」

そういう細かい場面だけは、なぜか記憶に残っています。

私が初めて携帯電話を持ったのは、大学へ入る前の1998年頃だったと思います。

買ってくれたのは母でした。

進学祝いだったのか、何かのお祝いだったのか、そのあたりは少し曖昧です。

でも、親に買ってもらったことだけは今でも覚えています。

自分でお金を出して買ったものではなく、母が買ってくれた初めての携帯電話。

それだけで、かなり特別な一台でした。

今ではスマホが生活の中心にあります。

電話、メール、カメラ、地図、動画、買い物、銀行、SNS。

スマホがないと一日がかなり不便になります。

でも当時の携帯電話は、今のスマホとはまったく違う存在でした。

持っているだけで少し特別。

連絡が取れるだけで便利。

メールができるだけで新しい。

そんな時代でした。

今の便利さに慣れてしまうと、当時の携帯はかなりシンプルに感じます。

でも、あの頃の携帯電話には、独特のワクワク感がありました。

箱を開ける時の高揚感。

説明書を読む時間。

アンテナを伸ばす感覚。

着信音を選ぶ楽しさ。

今思うと、どれも懐かしいです。

立川駅ルミネの電気店で購入した

初めての携帯電話を買った場所は、立川駅のルミネ内に入っていた電気店でした。

当時の立川は、自分にとってかなり大きな買い物スポットでした。

地元から少し出て、大きな駅へ行く。

駅ビルに入る。

電気製品を見る。

それだけでも、ちょっとしたイベント感がありました。

今ならネットで機種を調べて、オンラインで契約したり、家電量販店で比較したりするのが普通かもしれません。

でも当時は、店頭で実物を見ながら選ぶ感覚が強かったです。

携帯電話が並んでいる売り場を見るだけで、

「ついに自分も持つのか」

という気持ちになりました。

まだ携帯電話を持つことが、今ほど当たり前ではなかった頃です。

友達と連絡を取る手段としても、家の電話や待ち合わせがまだ普通に使われていました。

その中で、自分専用の携帯電話を持てるというのは、かなり大きな変化でした。

立川ルミネの電気店で、母と一緒に携帯電話を見ていた時の空気を、なんとなく覚えています。

どの機種がいいのか。

料金はどうなるのか。

本体はいくらなのか。

契約はどうするのか。

細かいことはもう曖昧ですが、初めて携帯電話を買うという特別感だけは残っています。

当時は5万円近くした記憶がある

私の記憶では、初めての携帯電話は5万円近くしたと思います。

今考えても、かなり高いです。

当時の自分にとっては、なおさら高価なものに感じました。

気軽に買えるものではありません。

「ちょっと欲しいから買う」

という感覚ではなく、ちゃんと大切に使うもの。

そんな印象でした。

今のスマホももちろん高いです。

むしろ高級機になると、かなりの金額になります。

でも当時の携帯電話は、今ほど生活必需品として定着していたわけではありません。

それなのに5万円近くする。

親に買ってもらったからこそ、なおさら大事にしなければと思った記憶があります。

箱を開ける瞬間も特別でした。

本体。

充電器。

説明書。

保証書。

そういうものをひとつひとつ確認するだけで楽しい。

説明書も、今よりちゃんと読んでいた気がします。

今なら新しいスマホを買っても、感覚で操作できる部分が多いです。

でも当時は、携帯電話の操作そのものが新鮮でした。

ボタンの配置。

メニュー画面。

電話帳登録。

着信音設定。

メール設定。

全部が新しい。

だから、説明書を見ながら操作を覚える時間も含めて、携帯電話を手に入れた喜びでした。

ジョグダイヤル付きの機種だった

初めて買ってもらった携帯電話は、たしかジョグダイヤル付きの機種でした。

くるくる回して操作する、あの感じです。

今思い出しても懐かしいですね。

ジョグダイヤルは、当時かなり先進的に感じました。

ただボタンを押すだけではなく、回して選ぶ。

その動作が妙に楽しかったです。

メニューを選ぶ時も、電話帳を探す時も、くるくる回す。

今なら画面を指でなぞるだけです。

スマホのタッチ操作に慣れてしまうと、ダイヤルを回して操作するなんて、かなり遠回りに感じます。

でも当時はそれがかっこよかった。

未来の機械を使っているような気分でした。

携帯電話の小さな画面に、文字が表示される。

そこをジョグダイヤルで動かして選ぶ。

それだけで、かなりハイテク感がありました。

ボタン操作にも独特の感触がありました。

今のスマホは画面そのものを触ります。

でも昔の携帯電話は、ボタンを押す感覚や、ダイヤルを回す感覚がありました。

物を操作している実感が強かったです。

この手触りの記憶は、意外と残ります。

画面の中だけではなく、指先に残る記憶です。

伸びるアンテナが付いていた

その頃の携帯電話といえば、やはりアンテナです。

本体にアンテナが付いていて、必要に応じて伸ばしたり、しまったりしていました。

今のスマホにはありません。

本体の中にすべて収まっています。

でも当時の携帯電話は、アンテナが見える形で付いていました。

電話をするときにアンテナを伸ばす。

電波が悪いと、なんとなくアンテナを伸ばしてみる。

それで本当に良くなったのかは分かりません。

でも、アンテナを伸ばすと電波をつかんでいる感じがしました。

気持ちの問題もかなりあったと思います。

あの伸ばす動作が、携帯電話らしさでもありました。

カチッと伸ばす。

使い終わったらしまう。

今考えると、かなりアナログな感じです。

でも、それが楽しかったんですよね。

携帯電話という機械を持っている実感がありました。

今のスマホは完成度が高すぎて、アンテナを意識することはほとんどありません。

電波が悪くても、本体を見て何かを伸ばすことはできません。

画面上の電波マークを見るだけです。

便利になりました。

でも、アンテナを伸ばしていた頃のあの感じは、もう戻ってこない懐かしさがあります。

光るアンテナが流行っていた

さらに懐かしいのが、光るアンテナです。

着信時や操作時にピカッと光るカスタムアンテナ。

これを付け替えている人も多かったです。

私も流行に乗って、アンテナを変えたりしていました。

今思えば、スマホケースを変える感覚に近かったのかもしれません。

携帯電話そのものを、少しでも自分らしく見せたい。

人とは違う感じにしたい。

そういう気持ちがありました。

光るアンテナは、かなり分かりやすいカスタムでした。

着信があると光る。

それだけです。

実用性がすごく高いかと言われると、少し微妙です。

でも、かっこよかったんです。

当時はそれで十分でした。

携帯電話のアクセサリーもいろいろありました。

アンテナ。

ストラップ。

着せ替えパーツのようなもの。

小さなマスコット。

携帯を飾ること自体が楽しかった時代です。

今のスマホもケースやフィルム、リングなどがありますが、昔の携帯はもっと小さな部分をいじる楽しさがありました。

光るアンテナなんて、今考えるとかなりかわいいカスタムです。

でも当時は本気でした。

携帯が光る。

それだけでテンションが上がりました。

着信音は今よりずっとシンプルだった

昔の携帯電話は、着信音もシンプルでした。

今のような高音質ではありません。

電子音のような音です。

「ピリリリリ」

「プルルルル」

そんな音だけで、誰かから連絡が来たと分かる時代でした。

今のスマホは、好きな音楽を着信音にすることもできます。

通知音もいろいろ選べます。

でも昔の携帯電話は、音の種類が限られていました。

それでも、みんな着信音にこだわっていました。

メール着信音ひとつでも個性が出ます。

短い音にする人。

少し派手な音にする人。

電子メロディのようなものを設定する人。

今では通知音をほぼ鳴らさず、マナーモードのまま使うことも多いですが、当時は着信音そのものが楽しみでした。

携帯が鳴る。

誰かから連絡が来る。

それだけで少しうれしい。

今は通知が多すぎて、むしろ静かにしてほしいと思うこともあります。

便利になった分、連絡が来ることの特別感は薄くなったのかもしれません。

昔のシンプルな着信音は、今聞いたらかなり懐かしく感じると思います。

あの少し無機質な電子音。

それだけで、当時の空気がよみがえりそうです。

メールができるだけで新しかった

初めて携帯電話を持った頃は、メールができることもかなり新鮮でした。

今はLINEやSNS、メール、チャットなど、連絡手段がいくらでもあります。

でも当時は、携帯で文字を送れるだけでかなり便利でした。

小さな画面。

限られた文字数。

ボタンを何度も押して文字を入力する。

今のフリック入力に慣れた感覚からすると、かなり大変です。

「あ」を出す。

「い」を出す。

「う」を出す。

同じボタンを何回も押す。

変換する。

間違えたら戻る。

時間がかかります。

でも、それでも楽しかった。

短い文章を送るだけでも、新しいことをしている感じがありました。

家の電話とは違い、自分宛てに直接連絡が来る。

これも大きかったです。

誰かからメールが来る。

自分が返事をする。

そのやり取りが、手の中の小さな機械でできる。

当時はそれだけで十分にすごかったのです。

今では当たり前すぎて忘れていますが、携帯メールができるようになったことは、かなり大きな変化でした。

待ち合わせも少し変わりました。

遅れる時に連絡できる。

着いた場所を伝えられる。

予定を確認できる。

今ほどスムーズではありませんが、それでも十分便利でした。

ポケベル文化の少し後にいた感覚

私は、ちょうどポケベル全盛期より少し後の時期に携帯電話を持ち始めた感覚があります。

本格的にポケベルを使っていたわけではありません。

でも、周囲にはまだポケベルを持っている人もいました。

数字でメッセージを送る文化。

語呂合わせで気持ちを伝える文化。

「0840」で「おはよう」のような、数字を言葉にするやり取り。

今考えると、かなり独特です。

でも当時は、それが普通に通じる空気がありました。

ポケベルから携帯電話へ。

この流れの中にいたのだと思います。

連絡手段がどんどん変わっていく時期でした。

家の電話。

ポケベル。

携帯電話。

PHS。

メール。

iモード。

その変化を、わりと身近に感じていました。

ポケベルは本格的には使いませんでしたが、時代の空気としてはしっかり残っていました。

数字だけで気持ちを伝えるなんて、今の感覚では少し不便です。

でも、不便だからこその工夫もありました。

限られた文字や数字でどう伝えるか。

そういう工夫は、今の便利な連絡手段にはあまりない面白さかもしれません。

大学に入ってからPHSも使った

大学に入ってしばらくすると、PHS、いわゆるピッチも流行りました。

私も一時期、携帯からPHSへ切り替えたことがあります。

理由はシンプルです。

通話料金が安かったからです。

当時、通信費はかなり気になる存在でした。

今のような感覚で長電話をするには、料金が気になります。

定額で使い放題という感覚も、まだ一般的ではありませんでした。

通話時間を見ながら、

「そろそろ切った方がいいかな」

と思うこともありました。

PHSは、料金面で魅力がありました。

PHS同士なら安い。

音もクリア。

メールも使える。

そういった理由で人気があった記憶があります。

ただ、エリアや電波の問題もありました。

どこでも完璧につながるわけではありません。

携帯電話と比べて、場所によっては不安もありました。

それでも、料金の安さは大きかったです。

学生生活の中では、毎月の通信費はかなり重要です。

少しでも安く使えるなら、それは大きな魅力でした。

携帯からPHSへ、そしてまた携帯へ。

そうやって通信手段を変えながら使っていたことも、今では懐かしいです。

通話料金を気にしていた時代

今でこそ、通話よりもデータ通信の方が中心になっています。

でも当時は、通話料金をかなり気にしていました。

電話をかける時も、

「長くなりすぎないようにしよう」

という意識がありました。

料金がどれくらいかかるか。

相手がどの会社か。

時間帯によって違うのか。

そういうことも気にしていた気がします。

今なら、無料通話アプリや定額プランがあります。

音声通話をしなくても、メッセージで済むことも多いです。

でも当時は、電話すること自体にお金の重みがありました。

だからこそ、短い電話でも少し特別でした。

声を聞く。

直接話す。

時間を気にしながらも会話する。

そういうやり取りがありました。

メールも便利でしたが、文字入力には時間がかかります。

だから、急ぎの時やちゃんと話したい時は電話。

でも電話は料金が気になる。

このバランスの中で使っていました。

今思えば、かなり不便です。

でも、不便だったからこそ、連絡を取ることそのものに少し緊張感がありました。

今のように気軽に何度もメッセージを送る感覚とは違います。

電話一本、メール一通にも、少し重みがありました。

iモード登場の衝撃

携帯電話の歴史の中で、やはり大きかったのがドコモのiモードです。

携帯電話でインターネットを見る。

今では当たり前ですが、当時は本当に革命的でした。

「携帯でサイトが見られる」

この感覚はかなり新しかったです。

天気予報を見る。

乗換案内を見る。

簡単なニュースを見る。

着メロを探す。

占いを見る。

小さな画面でできることが一気に増えました。

もちろん、今のスマホのように快適ではありません。

画面は小さい。

表示もシンプル。

通信速度も今とは比べものになりません。

でも、それでも十分にすごかったです。

携帯電話が、ただ電話するための機械ではなくなっていく瞬間でした。

生活の中で使う情報端末へ変わり始めたのだと思います。

今のスマホの原点は、間違いなくあの頃にあった気がします。

小さな画面でネットを見ることに、みんな驚いていた時代。

そこから少しずつ、携帯電話は生活インフラになっていきました。

iモードの登場は、携帯電話の印象を大きく変えました。

電話とメールだけだったものが、情報を見る道具になった。

あの変化はかなり大きかったです。

着メロや携帯サイトを見る楽しさ

iモードが広がると、着メロや携帯サイトを見る楽しさも増えました。

着メロを探す。

ダウンロードする。

設定する。

友達に聞かせる。

これだけでも楽しかったです。

今のスマホなら、音楽も動画も簡単に楽しめます。

でも当時の着メロは、かなり限られた音で曲を再現していました。

それでも、

「おお、この曲っぽい」

と感動していたものです。

携帯サイトもシンプルでした。

文字中心で、画像も少なめ。

でも、携帯電話で情報を見られること自体が楽しかった。

天気予報を見るだけでも、

「便利だな」

と思っていました。

乗換案内もかなり助かりました。

今の地図アプリや乗換アプリとは比べものにならないかもしれません。

でも、外出先で電車の時間を調べられるだけで大きな進歩でした。

情報が手の中にある。

この感覚が、少しずつ普通になっていきました。

そして気づけば、スマホで何でもする時代になっています。

振り返ると、iモードの頃は、その入り口だったのだと思います。

SIMや使い分けの時代へ

さらに時代が進むと、SIMを使い分けるような話も出てきました。

仕事用と私用で分ける。

料金プランで使い分ける。

通信会社を選ぶ。

格安プランを検討する。

携帯電話は、ただ買って使うだけのものではなくなっていきました。

どの会社を使うか。

どのプランにするか。

どの端末にするか。

どれくらいデータ通信を使うか。

考えることがどんどん増えました。

便利になった分、選択肢も増えました。

昔は、端末を選ぶ楽しさが中心でした。

ジョグダイヤルがある。

アンテナが伸びる。

本体のデザインがいい。

画面が見やすい。

そんな選び方です。

でも今は、通信プランやデータ容量、SIM、回線品質、端末性能、カメラ、バッテリーなど、考えることが山ほどあります。

携帯電話は、ただの電話機から生活インフラへ変わったのだと思います。

持っていると便利、ではなく、ないと困るものになりました。

銀行もスマホ。

地図もスマホ。

買い物もスマホ。

連絡もスマホ。

カメラもスマホ。

ここまで生活に入り込むとは、初めて携帯電話を持った頃には想像できませんでした。

今のスマホは便利すぎる

今やスマホ1台で、ほとんど何でもできます。

電話。

メール。

チャット。

カメラ。

地図。

買い物。

銀行。

動画視聴。

音楽。

SNS。

メモ。

スケジュール管理。

ニュース。

天気。

乗換案内。

昔の携帯電話からは想像もできません。

初めて持った携帯電話には、伸びるアンテナが付いていました。

ジョグダイヤルを回して操作していました。

着信音は電子音でした。

メールを打つにもボタンを何回も押していました。

それが今では、画面を触るだけです。

音声入力もできます。

写真もきれいに撮れます。

動画も見られます。

支払いまでできます。

本当に便利です。

正直、今さら昔の携帯電話だけで生活しろと言われたら、かなり困ります。

地図がない。

検索できない。

LINEもない。

カメラも弱い。

決済もできない。

かなり不便です。

だから、昔の携帯が良かったとだけ言うつもりはありません。

今のスマホは本当に便利です。

最高です。

ただ、それでも昔の携帯電話には、今とは違うワクワクがありました。

新機種のカタログを見る楽しさ。

着メロを設定する楽しさ。

アンテナを替える楽しさ。

ストラップを選ぶ楽しさ。

あの頃の携帯電話には、少しおもちゃのような楽しさもありました。

不便だったからこそ覚えている

昔の携帯電話は、今と比べるとかなり不便でした。

画面は小さい。

通信は遅い。

入力は面倒。

電波も不安定。

できることも限られている。

でも、不便だったからこそ覚えていることも多いです。

アンテナを伸ばす。

光るアンテナに替える。

着信音を選ぶ。

メールを一文字ずつ打つ。

通話料金を気にする。

PHSに切り替える。

iモードで初めてサイトを見る。

そのひとつひとつが、当時は新しい体験でした。

今のスマホは便利すぎて、操作のひとつひとつに感動することは少なくなりました。

もちろん、新しい機能が出れば驚くこともあります。

でも、初めて携帯電話を持った時のような、

「自分専用の通信機器を持っている」

という高揚感は、なかなかありません。

不便さは、記憶に残ります。

手間がかかるものほど、思い出になりやすいのかもしれません。

昔の携帯電話は、今よりずっとできることが少なかったです。

でも、その少ない機能を楽しんでいました。

電話できる。

メールできる。

着信音を変えられる。

アンテナが光る。

それだけで楽しかったのです。

母に買ってもらった一台だから覚えている

初めての携帯電話をよく覚えているのは、母に買ってもらったものだったからかもしれません。

自分で買ったものなら、また違った記憶になっていたと思います。

親に買ってもらった高価なもの。

それを初めて持った時のうれしさ。

そして少しの申し訳なさ。

そういう気持ちが混ざっていました。

5万円近くした記憶があります。

その金額を出して買ってくれた母には、今でもありがたい気持ちがあります。

当時は、そこまで深く考えていなかったかもしれません。

「やっと携帯が持てる」

という喜びの方が大きかったと思います。

でも今振り返ると、あれを買ってくれたことは本当にありがたかったです。

携帯電話は、ただの機械ではありませんでした。

進学前の自分にとって、新しい生活に向かうための道具でもありました。

友達と連絡を取る。

予定を合わせる。

外出先で電話する。

そういうことができるようになった一台です。

母が買ってくれた初めての携帯電話。

立川ルミネの電気店。

5万円近くした本体。

ジョグダイヤル。

伸びるアンテナ。

光るアンテナ。

その全部が、ひとつの思い出として残っています。

携帯電話の進化と自分の生活

携帯電話は、その後どんどん進化していきました。

最初は電話とメールが中心。

そこからPHSを使い、iモードが登場し、携帯でサイトを見るようになり、カメラ付き携帯が増え、音楽も聴けるようになり、スマホへつながっていきました。

携帯電話の進化と一緒に、自分の生活も変わってきた気がします。

通学中に使う。

友達と連絡を取る。

待ち合わせをする。

仕事で使う。

家族と連絡を取る。

地図を見る。

写真を撮る。

買い物をする。

気づけば、携帯電話は生活のあらゆる場面に入ってきました。

最初に持った頃は、ここまでの存在になるとは思っていませんでした。

電話ができるだけでもすごかった。

メールができるだけで新しかった。

それが今では、スマホがないと落ち着かないくらいになっています。

便利になったことは間違いありません。

でも、携帯電話がただの連絡手段だった頃のシンプルさも、少し懐かしくなります。

着信が来る。

メールが届く。

それだけで少しうれしかった時代。

あの感じは、今とは違うものでした。

まとめ

私が初めて携帯電話を持ったのは、大学へ入る前の1998年頃だったと思います。

母が買ってくれた一台でした。

進学祝いだったのか、何かのお祝いだったのかは少し曖昧ですが、親に買ってもらったことだけは今でもはっきり覚えています。

購入した場所は、立川駅ルミネ内に入っていた電気店でした。

当時の立川は、自分にとって大きな買い物へ行く場所という感覚があり、そこで携帯電話を選び、契約した時間はとても特別でした。

本体価格は5万円近くした記憶があります。

気軽に買い替えるものではなく、大切に使う高価な持ち物でした。

たしかジョグダイヤル付きの機種で、くるくる回して操作する感覚がかなり先進的に思えました。

そして、伸びるアンテナも付いていました。

必要に応じて伸ばしたり、しまったりするあの動作が、いかにも携帯電話らしかったです。

さらに、光るアンテナも流行っていました。

私もアンテナを変えたりして、少しでも自分らしく見せようとしていました。

今でいうスマホケースやアクセサリーを楽しむ感覚に近かったのかもしれません。

その後、PHSを使った時期もありました。

通話料金が安いことは大きな魅力で、通信費を気にしながら使っていた当時の空気を思い出します。

そしてドコモのiモードが登場し、携帯電話でインターネットを見るという体験に驚きました。

天気予報や乗換案内、携帯サイト、着メロ。

今のスマホの原点は、あの頃にあった気がします。

現在はスマホ1台で何でもできます。

電話、メール、カメラ、地図、買い物、銀行、動画、SNS。

本当に便利です。

今さら昔の携帯だけに戻るのは、かなり厳しいと思います。

でも、初めて携帯電話を買ってもらった時のワクワク感や、ジョグダイヤルを回す感覚、アンテナを伸ばす動作、光るアンテナの妙なかっこよさは、今でも懐かしく思い出します。

便利さでは今のスマホが圧勝です。

でも、あの頃の携帯電話には、少し不便だからこその楽しさがありました。

そして何より、母に買ってもらった初めての一台だったからこそ、今でも大切な思い出として残っています。

たまに昔の携帯電話の電子音みたいな着信音を聞くと、立川ルミネの電気店でワクワクしていた自分まで、まとめて思い出してしまいそうです。

-PC・デジタル系