旅ログ

タイ旅行2日目|アユタヤ遺跡と象乗り体験

2026年6月19日

※2002年9月7日の日記です。

2002年9月7日、タイ旅行2日目の朝

前日は深夜にバンコクへ到着し、ICQで知り合ったタイ人の友人Daと初対面しました。

台風の影響で飛行機が遅れ、到着は23時30分ごろ。

そこからDaとおじさん、おばさんに迎えてもらい、深夜1時近くにシーフード料理店へ。

本場のタイ料理の辛さに驚きながらも、カニの唐揚げのような料理を夢中で食べ、Daの家に着いたのは2時近くだったと思います。

普通なら、翌朝はぐったりしていてもおかしくありません。

でも、旅先というのは不思議なものです。

疲れているはずなのに、妙に早く目が覚めます。

この日も、7時ごろには目が覚めました。

知らない国。

初めて泊まる家。

慣れないベッド。

前日の興奮。

そういうものが重なって、深く眠り続けるというより、自然と目が覚めたのだと思います。

起きた瞬間、

「ああ、タイにいるんだ」

という実感がありました。

ホテルではなく、Daの家。

観光客として滞在しているというより、現地の生活の中に少し入れてもらっているような感覚でした。

この日は、アユタヤ遺跡を巡る予定です。

タイらしい景色をたっぷり見る一日になるとは思っていましたが、実際には遺跡、屋台飯、トゥクトゥク、象乗り、タイ風ラーメン、ビアシンまで、かなり濃い一日になりました。

一階へ降りると従兄弟の子が起きていた

7時ごろに目を覚まし、ゆっくり一階へ降りていきました。

一階へ行くと、Daの従兄弟の子がすでに起きていました。

前日の夜、私はその従兄弟と同じ2階の部屋を借りることになっていました。

深夜に家へ着いた時には、彼はすでに寝ていたので、ちゃんと話すのはこの朝が初めてだったと思います。

彼は朝から漫画を読んでいました。

その姿を見て、少しほっとしました。

海外へ来ると、言葉や文化、食べ物の違いばかりに目が行きます。

でも、朝起きて漫画を読んでいる姿は、日本の家でも見かけそうな日常です。

その瞬間、

「どこの国も同じようなところがあるんだな」

と感じました。

言葉は違う。

家の作りも違う。

外の空気も違う。

でも、朝に家の中でのんびり漫画を読んでいる。

その何気ない姿が、とても自然で、旅先の緊張を少しやわらげてくれました。

海外旅行では、有名な観光地を見ることも大事です。

でも、こういう普通の家庭の風景を見ることも、同じくらい印象に残ります。

ガイドブックには載らないけれど、その国の日常を感じる瞬間です。

しばらく彼と話していると、Daが二階から降りてきました。

どうやら、私より早く起きていたようです。

タイの朝シャワー文化に納得する

Daが降りてくると、シャワーを勧められました。

タイでは、朝にシャワーを浴びるのが普通だと言われました。

最初は少し驚きました。

日本では夜にお風呂やシャワーを済ませる感覚が強かったので、朝からシャワーというのが新鮮でした。

でも、すぐに納得しました。

朝から暑いのです。

日本の夏とはまた違う、湿気を含んだ空気。

家の中にいても、じわっと汗ばむような感覚があります。

これなら朝にシャワーを浴びたくなるのも自然です。

むしろ、浴びた方が一日を気持ちよく始められます。

軽くシャワーを浴びると、体がすっきりしました。

前日の長旅の疲れも、少し流れていくような感じがしました。

海外に行くと、こういう生活習慣の違いに触れるのが面白いです。

食べ物や観光地よりも、朝のシャワーのような日常の違いが妙に記憶に残ります。

「この国では、こういう流れで朝が始まるのか」

そう感じられるからです。

Daの家で朝シャワーを浴びたことは、今でもタイ旅行の生活感ある思い出として残っています。

朝食はシーフードのおかゆ

シャワーを終えてリビングへ戻ると、朝食が用意されていました。

メニューはおかゆ。

具材はシーフード系だったと思います。

これが驚くほどおいしかったです。

前日の深夜に本場タイ料理を食べた時は、辛さにかなり驚きました。

「辛くないように」と注文してくれたはずなのに、それでも辛い。

タイ料理の本気をいきなり感じました。

その翌朝のおかゆです。

胃に優しい。

でも、味はしっかりしている。

日本のおかゆとは少し違う印象でした。

日本のおかゆは、体調が悪い時や胃を休めたい時に食べる、かなりやさしい味のイメージがあります。

でも、この時に食べたタイのおかゆは、やさしいだけではなく、ちゃんとうまみがありました。

シーフードのだしのようなものが効いていて、朝から食欲が進みます。

深夜到着で疲れた体に染みる味でした。

あの朝食は、本当にありがたかったです。

旅先で出してもらう家庭の朝食というのは、特別なものがあります。

お店で食べる料理とは違い、家の空気と一緒に味わうものです。

このおかゆも、Daの家で迎えた朝の記憶とセットで残っています。

ゆっくり朝食を食べる時間

朝食のおかゆは、30分ほどかけてゆっくり食べたと思います。

旅先では、つい急いで動きたくなります。

せっかく来たのだから、早く観光へ行きたい。

時間を無駄にしたくない。

そんな気持ちになります。

でも、この朝はDaの家でゆっくり朝食を食べる時間がありました。

これが良かったです。

前日は到着が遅く、夜もかなり遅くなりました。

体も疲れているはずです。

いきなり急いで出発するより、朝食をしっかり食べてから動けたのはありがたかったです。

タイの家庭で食べる朝のおかゆ。

窓の外にはタイの朝の空気。

家の中には生活の音。

Daや従兄弟の子がいる。

こういう時間は、普通の観光旅行ではなかなか味わえません。

ホテルの朝食も便利で良いですが、現地の家で食べる朝食には別の温かさがあります。

「旅をしている」というより、「少しだけ暮らしの中に入れてもらっている」感じです。

この日、アユタヤ遺跡という大きな観光が待っていました。

でも、その前の静かな朝の時間も、とても大切な旅の一部でした。

いざアユタヤへ出発

この日の観光先はアユタヤでした。

タイといえばアユタヤ。

そう思うくらい有名な場所で、私もずっと楽しみにしていました。

アユタヤ遺跡の写真は、どこかで見たことがありました。

古い寺院。

仏像。

赤茶けた遺跡。

大きな塔。

日本では見られない景色です。

実際にそこへ行けると思うと、朝から気持ちが高まりました。

Daの家からは、バスを乗り継いで向かいました。

移動時間は1時間30分ほどだったと思います。

途中、日本人のバックパッカーとも出会いました。

2002年当時、東南アジアには日本人旅行者が多かった印象があります。

特にタイは人気の国でした。

物価の安さ、遺跡、屋台、バックパッカー文化。

そういうものに惹かれる人が多かったのだと思います。

バスに揺られながら、窓の外を眺めます。

タイの街並み。

道路。

人の動き。

看板。

日本とは違う景色が続きます。

ただ、バスの揺れが心地よく、少し居眠りもしていたようです。

気づけば到着。

時間は11時ごろになっていました。

いよいよアユタヤ遺跡巡りの始まりです。

Wat Yai Chai Mongkhonへ

最初に向かったのは、Wat Yai Chai Mongkhon(ワット・ヤイ・チャイ・モンコン)でした。

境内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが巨大な塔です。

この塔はチェディと呼ばれるそうです。

とにかく大きい。

日本ではなかなか見られないスケール感でした。

遺跡というと、静かに残っている古い建物を想像していました。

でも実際に目の前にすると、迫力があります。

写真で見るのと、その場に立つのとではまったく違います。

大きな塔を見上げると、

「タイに来たんだな」

と強く感じました。

赤茶けた色合い。

独特の形。

空の広さ。

湿気を含んだ暑さ。

すべてが日本とは違います。

前日の深夜到着では、まだタイに来た実感が少しぼんやりしていました。

でもアユタヤの遺跡を目の前にすると、一気に旅の実感が湧いてきました。

初めて見る本格的なタイの遺跡。

それは想像以上に印象的でした。

チェディに上って見た景色

Wat Yai Chai Mongkhonでは、階段を上ってみました。

遺跡の上に立つという経験は、かなり新鮮でした。

階段はそれなりに急だった記憶があります。

暑さもあり、少し息が上がります。

でも、上へ行くほど景色が広がっていきます。

上ってみると、風が気持ちよかったです。

タイの暑さの中で感じる風は、本当にありがたいものです。

上から眺める景色も素晴らしかったです。

遺跡の上に立ち、遠くまで広がる風景を見る。

歴史ある場所に自分が立っている。

その感覚がとても心地よかったです。

日本の寺社仏閣とも違う。

韓国で見た歴史施設とも違う。

タイの遺跡には、また別の空気がありました。

石やレンガの質感。

塔の形。

仏像の雰囲気。

すべてが新鮮でした。

この場所を最初に訪れたのは、とても良かったと思います。

アユタヤ遺跡巡りの入り口として、強い印象を残してくれました。

旅先で最初に見る大きな景色は、その日の気分を決めます。

この日のアユタヤ観光は、最初からかなり良いスタートでした。

昼過ぎに屋台で野菜炒めを食べる

昼過ぎになり、お腹も空いてきました。

そこで、屋台で食べることにしました。

頼んだのは野菜炒めです。

シンプルな料理ですが、こういう現地飯が本当にうまいんです。

旅行中、立派なレストランで食べる料理もいいですが、屋台や食堂で食べる何気ない料理の方が強く記憶に残ることがあります。

目の前で作られる感じ。

油の香り。

暑い中で食べる雰囲気。

周りの人たちの声。

そういうもの全部込みでおいしいのです。

野菜炒めは、派手な料理ではありません。

でも、タイの味付けがされていて、日本で食べる野菜炒めとは違います。

少し濃い味。

ご飯が欲しくなるような味。

暑さで疲れ始めた体にも、ちょうど良かったです。

屋台で食べると、旅をしている実感が強くなります。

衛生面が少し気になることもありますが、それも含めて現地感です。

この時は、目の前の料理を楽しむ気持ちの方が強かったと思います。

アユタヤの遺跡を見て、屋台で野菜炒めを食べる。

かなりタイ旅行らしい時間でした。

怪しい雰囲気のおじさんが現れる

屋台で食べていると、どこからともなく一人のおじさんが近づいてきました。

少し怪しい雰囲気でした。

旅先でこういう人が近づいてくると、少し身構えます。

観光地では、いろいろな人が声をかけてきます。

親切なのか。

商売なのか。

少し高いのか。

本当に信用していいのか。

こちらとしては判断が難しいところです。

Daが話を聞いてくれました。

すると、そのおじさんはトゥクトゥクでアユタヤ遺跡を案内してくれるとのことでした。

料金は1時間100バーツ。

広いアユタヤを徒歩だけで回るのはかなり厳しいです。

暑さもあります。

遺跡同士の距離もあります。

全部歩いて回ろうとしたら、かなり疲れると思います。

少し怪しい雰囲気はありましたが、結果的にお願いすることにしました。

そして、これは正解でした。

トゥクトゥクで移動できたことで、かなり効率よく遺跡を回ることができました。

旅先では、少し怪しいと思ったものが、結果的に良い出会いになることもあります。

もちろん注意は必要です。

でも、この時のおじさんは、アユタヤ巡りにはかなりありがたい存在になりました。

トゥクトゥクでアユタヤ遺跡を巡る

おじさんのトゥクトゥクに乗り、アユタヤ遺跡巡りが始まりました。

タイのトゥクトゥクは、それだけで旅気分が上がります。

日本ではなかなか味わえない乗り物です。

風を受けながら走る感じ。

少し揺れる感じ。

エンジン音。

道路の近さ。

すべてが新鮮です。

アユタヤの暑さの中で、トゥクトゥクに乗って移動するのはかなり快適でした。

歩いていたら大変だったと思います。

車ほど閉じた空間ではなく、外の空気を感じながら移動できるのも良かったです。

最初に向かったのはWat Phanan Choengでした。

ただ、正直なところ、ここはそこまで強い印象としては残っていません。

もちろん立派な場所だったのだと思います。

でも、この日はその後にかなり印象的な遺跡が続いたため、記憶の中では少し薄くなっています。

旅では、すべての場所を同じ濃さで覚えているわけではありません。

写真を見れば思い出す場所もあれば、その場の空気まで鮮明に覚えている場所もあります。

Wat Phanan Choengは、私の中では「トゥクトゥクで巡り始めた最初の場所」という記憶です。

Wat Mahathatの壊れた仏像と仏頭

続いて向かったのが、Wat Mahathatです。

ここはかなり記憶に残っています。

頭部の取れた仏像がいくつもあり、破壊された歴史を強く感じさせる場所でした。

ただ古いというだけではありません。

壊れている。

崩れている。

失われている。

そのことが、逆に強い存在感になっていました。

整った美しさではなく、歴史の傷跡のようなものを感じます。

そして有名なのが、樹の根に埋もれた仏頭です。

自然と遺跡が一体化していて、とても神秘的でした。

でも同時に、少し不気味さもありました。

木の根が仏頭を包み込んでいる光景。

人が作ったものと、自然の力が長い時間をかけて重なった姿。

それは写真で見る以上に印象的でした。

この場所では、

「夜に一人で来たくないな」

と本気で思いました。

昼間でも独特の空気がありました。

静けさ、壊れた仏像、木の根に埋もれた仏頭。

そこには、ただの観光地とは違う重みがありました。

アユタヤ遺跡の中でも、Wat Mahathatは特に強く記憶に残っている場所です。

遺跡の美しさと怖さ

Wat Mahathatを歩いていると、遺跡には美しさだけでなく、怖さもあるのだと感じました。

きれいな景色を見て感動する場所とは少し違います。

壊れた仏像。

頭部のない姿。

崩れた建物。

木の根に包まれた仏頭。

そこには、長い時間の重みと、失われたものの存在感があります。

歴史は、きれいな部分だけではありません。

戦いや破壊、支配、信仰、時間の流れ。

いろいろなものが積み重なっています。

Wat Mahathatでは、そうしたものを言葉ではなく、景色として感じました。

観光地として多くの人が訪れる場所ですが、軽い気持ちだけでは見られない空気があります。

もちろん、当時の自分がそこまで深く理解していたわけではありません。

ただ、

「ここはすごい場所だ」

という感覚はありました。

そして、

「夜は無理だな」

とも思いました。

怖がりすぎかもしれません。

でも、あの場所の静かな迫力は、それくらい強かったです。

アユタヤに来たなら、Wat Mahathatはやはり外せない場所だと思いました。

初めての象乗り体験へ

次に向かったのはElephant Kraalでした。

ここでは象に乗ることができます。

タイ旅行といえば、象。

そんなイメージもありました。

実際、外国人観光客がたくさん並んでいて、かなり人気のスポットでした。

料金は15分ほどで400バーツ。

当時としては高めに感じました。

でも、せっかくタイに来たのです。

ここで体験しないのも惜しい。

ということで、象乗りをすることにしました。

しかもタイ人は無料とのことでした。

それを聞いて、

「タイ人になりたい」

と本気で思いました。

観光地では、外国人料金が設定されていることがあります。

現地の人と外国人で料金が違う。

それはある意味では仕方ないのかもしれませんが、実際に払う側になると、少しうらやましくなります。

Daは無料。

私は400バーツ。

この差は大きいです。

でも、今振り返れば、その金額を払ってでも体験して良かったと思います。

初めて象に乗るという経験は、なかなかできるものではありません。

象の背中は想像以上に揺れた

実際に象に乗ってみると、まず思ったのは、

「揺れる」

でした。

とにかく揺れます。

想像以上でした。

象は大きく、歩き方もゆったりしているので、もっと安定しているのかと思っていました。

でも実際には、かなり大きく揺れます。

一歩一歩が大きい。

体全体が動く。

その動きが、背中の座席にしっかり伝わってきます。

これはなかなかスリルがありました。

高い位置に座っているので、視界も普段とは違います。

地面が遠い。

象の頭や耳が見える。

周りの景色も少し高いところから見える。

ただ乗っているだけなのに、かなり特別な感覚でした。

そして、象使いの人が持っていた大きな鎌のような道具も印象的でした。

暴れた時の制御用なのだろうか。

そう考えると、少し怖くなりました。

象は大きな動物です。

もし何かあったら、人間の力ではどうにもならないだろうなと思います。

楽しいけれど、少し怖い。

その両方がある体験でした。

15分ほどの象乗りでしたが、かなり濃い時間でした。

象乗り体験で感じたタイらしさ

象乗り体験は、良くも悪くもタイらしさを強く感じる時間でした。

外国人観光客が多く、料金も観光地価格。

象使いの人がいて、象がゆっくり歩く。

周りにはアユタヤの空気。

完全に観光体験です。

でも、タイに来たからこそできることでもありました。

日本では、日常的に象に乗る機会はありません。

動物園で見る象とはまったく違います。

実際に背中に乗ると、象の大きさ、体の動き、歩く時の揺れを体で感じます。

テレビや写真で見るのとは別物です。

旅先での体験は、やはり実際にやってみないと分からないことがあります。

象に乗る前は、ただ楽しいだけの体験だと思っていました。

でも実際には、揺れに驚き、道具に少し怖さを感じ、料金差に少し笑い、終わった後には強く記憶に残る体験になりました。

この日の中でも、象乗りはかなり印象的な出来事でした。

アユタヤ遺跡巡りの途中に、こういう体験が入ることで、一日全体の記憶がさらに濃くなりました。

Wat Phra Si Sanphetの三つの塔

その後、Wat Phra Si Sanphetへ向かいました。

ここには並んだ三つの塔があり、アユタヤを代表する景色のひとつだと聞きました。

実際に見てみると、確かに美しい場所でした。

三つの塔が並ぶ姿は、とても印象的です。

写真映えする場所でもあります。

「アユタヤらしい景色」と言われるのも分かります。

Wat Mahathatのような壊れた歴史の重みとはまた違い、こちらは造形としての美しさが印象に残りました。

広い空。

遺跡の色。

三つの塔の並び。

シンプルなのに強い景色です。

アユタヤの遺跡は、それぞれ雰囲気が少しずつ違います。

壊れた仏像に強い印象を受ける場所もあれば、塔の美しさが残る場所もある。

同じアユタヤでも、見えるものが違います。

この三つの塔は、アユタヤに来たという実感をさらに強くしてくれる景色でした。

写真を撮りたくなる気持ちもよく分かります。

旅の中で、こういう“代表的な景色”を見ることはやはり大事ですね。

その後もたくさんの遺跡を巡った

その後も、いくつもの場所を巡りました。

Wihan Phra Mongkhon Bophit。

Wat Na Phra Men。

Wat Po。

名前を並べるだけでも、かなり回ったことが分かります。

1日で相当な数を見たと思います。

トゥクトゥクをお願いしていなければ、ここまで回るのは難しかったはずです。

暑さの中で徒歩移動を続けていたら、途中でかなり疲れていたと思います。

トゥクトゥク移動だったからこそ、効率よく遺跡巡りができました。

ただ、たくさん回ると、だんだん感覚が少し麻痺してきます。

最初はひとつひとつに感動します。

大きい。

すごい。

歴史を感じる。

日本とは違う。

そう思います。

でも、何カ所も回っていると、

「ここもすごい」

「ここも大きい」

「ここも歴史がある」

となってきます。

贅沢な話ですが、だんだん見慣れてくるのです。

これも旅あるあるかもしれません。

最初の感動をずっと同じ濃さで保つのは難しい。

でも、それだけたくさんの遺跡を見られたということでもあります。

Wat Lokaya Suthaの寝釈迦像と小雨

夕方近く、Wat Lokaya Suthaに到着しました。

ここには大きな寝釈迦像があります。

この頃になると、小雨が降り始めました。

タイの暑さの中で降る小雨。

少し空気が変わります。

大きな寝釈迦像は、もちろん迫力がありました。

横たわる仏像というのは、立っている仏像や座っている仏像とはまた違う存在感があります。

ただ、この頃になると、正直少し感覚が麻痺していました。

「どこもすごいけど、似たような観光地にも感じるな」

そんなことを思ってしまいました。

今思えば、かなり贅沢な感想です。

でも、暑さの中で何カ所も遺跡を巡り、象にも乗り、歩き回っていると、集中力も少し落ちてきます。

人間の感動には限界があります。

どれだけすごい場所でも、連続で見ると頭が追いつかなくなることがあります。

それでも、Wat Lokaya Suthaの寝釈迦像は、アユタヤ遺跡巡りの中で印象的な場所のひとつでした。

小雨の中で見た大きな寝釈迦像。

その少ししっとりした空気も含めて、記憶に残っています。

最後はWat Phu Khao Thongへ

最後にWat Phu Khao Thongへ立ち寄りました。

この日の観光は、ここで一区切りです。

朝にDaの家を出て、バスでアユタヤへ向かい、Wat Yai Chai Mongkhonから始まり、屋台で野菜炒めを食べ、トゥクトゥクで次々に遺跡を巡り、象にも乗りました。

もう十分すぎるくらいです。

Wat Phu Khao Thongを見終える頃には、かなり疲れていたと思います。

でも、その疲れも心地よいものでした。

一日しっかり動いた疲れです。

観光を詰め込みすぎた感もありますが、短いタイ旅行です。

2泊3日しかないので、動ける時に動いておきたい気持ちもありました。

17時ごろ、トゥクトゥクでバス乗り場まで送ってもらいました。

怪しい雰囲気で現れたおじさんでしたが、結果的にはかなり役に立ってくれました。

アユタヤの広い遺跡を効率よく巡れたのは、あのおじさんのおかげです。

旅先では、最初に少し警戒した相手が、後からいい思い出の一部になることがあります。

このトゥクトゥクのおじさんも、まさにそんな存在でした。

バスで戻ってデパートへ

アユタヤ観光を終え、バスで戻りました。

一日動いた後のバスは、かなり疲れが出ます。

朝から遺跡を見て、歩いて、象に乗って、暑さの中を移動しているので、体はかなり消耗していたと思います。

でも、気持ちは満たされていました。

「今日はかなりタイらしい一日だったな」

そんな感覚がありました。

戻った後は、デパートで夕食を取ることになりました。

タイのデパートというのも、また面白い場所です。

外の屋台や遺跡とは違い、少し近代的で、涼しくて、落ち着けます。

旅先のデパートやフードコートは、意外と記憶に残ります。

観光地ではなく、現地の人が普通に利用している場所だからです。

その国の日常と、少し整った商業空間が混ざっています。

暑い外を歩いた後に、デパートの中へ入ると、かなりほっとします。

この日の夕食は、タイ風ラーメンでした。

デパートで食べたタイ風ラーメン

夕食に食べたのは、タイ風ラーメンでした。

これが独特な味でおいしかったです。

日本のラーメンとはまったく違います。

麺もスープも、香りも違う。

でも、どこかクセになる味でした。

タイの麺料理は、日本のラーメンとは別の方向でおいしいです。

あっさりしているようで、香りがある。

調味料で味を変えられることもある。

スープの味も日本とは違う。

旅先で食べる麺料理は、なぜか記憶に残ります。

疲れた体に、温かい汁物が入っていく感じがいいのかもしれません。

アユタヤで遺跡をたっぷり見た後、デパートでタイ風ラーメンを食べる。

屋台飯とはまた違う、落ち着いた食事でした。

旅行中は、毎回豪華な料理でなくてもいいと思います。

こういうフードコートのような場所で食べる一杯が、妙においしかったりします。

その土地の日常に少し近い食事だからかもしれません。

このタイ風ラーメンも、派手な料理ではありませんでしたが、かなり印象に残っています。

Daの家に戻ったのは20時過ぎ

Daの家に到着したのは20時過ぎでした。

朝からかなり動いたので、さすがに疲れていました。

アユタヤ遺跡巡りは、見どころが多く、移動も多いです。

暑さもあります。

さらに象乗り体験までしているので、体力はかなり使っていたはずです。

でも、Daの家に戻るとほっとしました。

前日に到着したばかりの家ですが、一泊しただけでも少し安心する場所になっていました。

旅先で戻る場所があるというのは大きいです。

ホテルでももちろん安心しますが、Daの家には家庭の空気がありました。

朝食を食べた場所。

子犬がいた家。

お母さんが果物を出してくれた家。

そこへ戻ってくると、観光モードから少し生活モードへ戻る感じがあります。

この日は、アユタヤという大きな観光を終えた後だったので、なおさら家の安心感が大きかったです。

しかし、まだ一日は終わりません。

この後、Daと一緒にコンビニへ向かいました。

目的はもちろん、ビールです。

コンビニへビアシンを買いに行く

Daの家に戻ったあと、二人でコンビニへ向かいました。

目的はビール。

旅先でその国のビールを飲むのは、かなり楽しみのひとつです。

タイで私が気に入ったのは、ビアシン(Singha Beer)でした。

クセが少なく、飲みやすい。

暑い国で飲むビールとして最高でした。

一日中遺跡を巡り、汗をかき、歩き、トゥクトゥクに乗り、象にも乗った後のビール。

おいしくないわけがありません。

コンビニへ行くという行為自体も、旅先では楽しいです。

その国の飲み物、お菓子、カップ麺、日用品。

棚を見るだけで面白い。

日本のコンビニと似ている部分もあれば、まったく違う部分もあります。

ビールを買って帰るだけでも、ちょっとした旅の時間になります。

Daと一緒にコンビニへ行き、ビアシンを買う。

それだけのことですが、今でも覚えています。

観光地を巡った記憶と同じくらい、こういう普通の行動も残るものです。

ビアシンで締めるタイ旅行2日目

家に戻って、ビアシンを飲みました。

これが本当においしかったです。

暑い国で飲むビールは、どうしてあんなにおいしいのでしょう。

もちろん、一日しっかり動いた後だからというのもあります。

体が水分を求めています。

そこに冷えたビール。

もう勝ちです。

ビアシンは飲みやすく、タイの空気に合っていました。

日本で飲むビールとは違い、旅先の気分も一緒に味わっています。

アユタヤ遺跡。

象乗り。

屋台飯。

タイ風ラーメン。

そしてビアシン。

この一日の流れを思い返しながら飲むビールは、かなり満足感がありました。

旅先でその国のビールを飲むと、

「ああ、来てよかったな」

と思うことがあります。

大げさかもしれませんが、その土地の空気と一緒に飲んでいるような感覚があります。

飲み終えると、さすがに疲れもあり、この日はすぐ眠りました。

前日の深夜到着に続き、この日も朝から夜までしっかり動きました。

2泊3日の弾丸旅行らしく、かなり詰め込んだ一日でした。

アユタヤで感じたタイらしさ

この2日目は、タイらしさをかなり感じられる一日でした。

朝はDaの家でおかゆ。

移動してアユタヤへ。

巨大なチェディ。

壊れた仏像。

樹の根に埋もれた仏頭。

屋台の野菜炒め。

トゥクトゥク。

象乗り。

寝釈迦像。

タイ風ラーメン。

ビアシン。

こうして並べると、かなり濃いです。

旅行パンフレットのようなタイもあり、現地の生活に近いタイもありました。

アユタヤの遺跡は、やはり迫力がありました。

日本では見られないスケール感と、歴史の重みがあります。

特にWat Mahathatの仏頭や壊れた仏像は、強く印象に残りました。

一方で、屋台の野菜炒めやデパートのタイ風ラーメン、コンビニで買ったビアシンのような日常的なものも、とても良い思い出です。

旅の魅力は、名所だけではありません。

食べたもの。

乗ったもの。

歩いた道。

一緒にいた人。

全部が混ざって、その日の記憶になります。

この日はDaと一緒だったからこそ、さらに印象深い一日になりました。

Daと一緒に回れたことが一番の思い出

アユタヤ遺跡そのものも素晴らしかったです。

象乗り体験も印象的でした。

タイ料理もおいしかったです。

でも、この日を特別にしているのは、Daと一緒に回れたことだと思います。

一人旅だったら、きっと違う一日になっていました。

バスの乗り方も分からず、トゥクトゥク交渉にも不安があり、食事も何を頼めばいいか迷っていたかもしれません。

でもDaがいてくれたことで、安心して動けました。

言葉の面でも助かりました。

屋台での注文。

トゥクトゥクのおじさんとのやり取り。

象乗りの料金確認。

移動。

すべてDaがいたからこそスムーズでした。

それだけでなく、Daと一緒に景色を見て、話して、笑って、食べたことが記憶に残っています。

旅は、どこへ行ったかも大事です。

でも、誰と行ったかはもっと大きいことがあります。

このアユタヤ遺跡巡りは、まさにそうでした。

Daが案内してくれたからこそ、タイ旅行2日目はここまで濃い思い出になったのだと思います。

まとめ

2002年9月6日から始まったタイ2泊3日旅。

2日目は、アユタヤ遺跡をたっぷり巡る一日になりました。

前日は深夜にバンコクへ到着し、Daの家に着いたのは2時近くだったと思います。

かなり疲れていたはずですが、この日は7時ごろに目が覚めました。

一階へ降りると、Daの従兄弟の子がすでに起きていて、漫画を読んでいました。

海外に来ていても、こういう日常の風景は日本と変わらないように感じられ、少し安心しました。

Daに勧められて朝シャワーを浴びると、タイの朝の暑さもあって、とてもすっきりしました。

朝食にはシーフード系のおかゆを用意してもらい、これが驚くほどおいしかったです。

深夜到着で疲れた体に染みる、やさしいけれどしっかり味のある朝食でした。

その後、Daの家からバスを乗り継ぎ、1時間30分ほどかけてアユタヤへ。

途中、日本人のバックパッカーとも出会いました。

最初に訪れたWat Yai Chai Mongkhonでは、巨大なチェディの迫力に圧倒されました。

階段を上って見た景色も素晴らしく、アユタヤに来た実感が一気に湧きました。

昼過ぎには屋台で野菜炒めを食べ、その後、少し怪しい雰囲気のおじさんに声をかけられました。

Daが話を聞くと、トゥクトゥクでアユタヤ遺跡を案内してくれるとのこと。

料金は1時間100バーツ。

結果的にこの選択は正解で、広いアユタヤを効率よく巡ることができました。

Wat Mahathatでは、頭部の取れた仏像や、樹の根に埋もれた仏頭が強く印象に残りました。

神秘的でありながら少し不気味でもあり、夜に一人では来たくないと思うほど独特の空気がありました。

Elephant Kraalでは、初めて象に乗りました。

料金は15分ほどで400バーツ。

タイ人は無料と聞き、少しうらやましくなりました。

実際に象に乗ると想像以上に揺れ、かなりスリルのある体験でした。

その後はWat Phra Si Sanphetの三つの塔、Wihan Phra Mongkhon Bophit、Wat Na Phra Men、Wat Po、Wat Lokaya Sutha、Wat Phu Khao Thongなどを巡りました。

夕方近くのWat Lokaya Suthaでは小雨が降り始め、大きな寝釈迦像を見ました。

この頃には少し感覚が麻痺していて、どこもすごいけれど似たように見えてくるという、贅沢な疲れも感じていました。

17時ごろ、トゥクトゥクでバス乗り場まで送ってもらい、帰りはデパートでタイ風ラーメンを食べました。

日本のラーメンとはまったく違う独特の味でしたが、クセになるおいしさでした。

Daの家に戻ったのは20時過ぎ。

その後、二人でコンビニへ行き、ビアシンを購入しました。

暑い国で、一日観光した後に飲むビアシンは最高でした。

この日は、巨大な塔、壊れた仏像、樹の根に埋もれた仏頭、初めての象乗り、屋台飯、タイ風ラーメン、そして夜のビールまで、タイらしさがぎっしり詰まった一日でした。

観光地の迫力も良かったですが、Daと一緒に回れたことが何より思い出深いです。

一人ではきっとここまで安心して楽しめなかったと思います。

旅は、場所だけではなく、一緒に過ごした人によって深く記憶に残るものなのだと、改めて感じる一日でした。

ただ、アユタヤ遺跡を一日でたくさん回ると、後半はかなり感動の在庫が減ってきます。

すごいものを見すぎると、人間の脳も少し休憩を要求するようです。

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