旅ログ

北海道旅行2日目|函館山夜景とラビスタ

※2025年9月5日の日記です。

北海道旅行2日目。

前日は、新千歳空港に着いた瞬間から食べ、札幌でラーメンを食べ、時計台やテレビ塔を回り、最後はホテルでお腹ぐるぐるになるという、なかなか濃い一日だった。

そして迎えた2日目。

この日は、札幌から函館へ移動する日。

予定だけ見ると、移動メイン。

「まあ、今日はそこまで詰め込まないでしょ」

と思っていた。

……思っていたのだが、旅行というものは、だいたい予定通りにはいかない。

移動日なのに、朝から行列に並び、札幌駅でプリンを食べ、電車で函館へ向かい、巨大な船を見て、ホテルに感動し、地味にすごい電柱を見つけ、マンホールを探し、徒歩で函館山に挑み、風に吹かれ、夜景を見て、最後は夜鳴きそばを食べる。

こうやって書くと、移動日とは何だったのか。

47歳の体に「今日は移動日だから楽だよ」と言っておきながら、実際にはそこそこ働かせる。

ブラック旅行日程である。

でも、終わってみると、かなり記憶に残る一日になった。

朝からルートイン札幌中央の朝食行列に並ぶ

2日目の朝は、宿泊していたホテルルートイン札幌中央の朝食からスタート。

朝食は6時半から。

ホテルの朝食ビュッフェというのは、旅行中の楽しみのひとつだ。

普段の朝食なら、パンをかじるか、何かを適当に済ませるか、場合によっては抜いてしまうこともある。

でもホテルの朝食となると話は別。

なぜか朝からちゃんと食べる気になる。

ご飯、味噌汁、卵、焼き魚、ウインナー、サラダ。

普段ならそこまで張り切らないのに、ホテルの朝食会場に入った瞬間だけ、妙に健康的な人間になった気がする。

この日は、6時半開始なら10分前くらいに行けば大丈夫だろうと思っていた。

朝6時20分。

普通に考えたら早い。

むしろ、旅先でその時間に朝食会場へ向かっているだけで、かなり優秀だと思う。

ところが、行ってみたらすでに30人くらい並んでいた。

え、早くない?

一瞬、自分たちの時計が遅れているのかと思った。

でも違う。

みんな普通に早い。

どうやら団体客が多かったようで、列はしっかりできていた。

ホテル朝食の行列。

これはなかなかの洗礼である。

朝食ビュッフェなのにおかわりできない状況

なんとか朝食会場に入り、端の一人用テーブルで食事をすることになった。

端の一人用テーブル。

これがまた、なんとも言えない。

旅行中の夫婦なのに、ちょっとだけ出張中の会社員感が出る。

いや、食べられるだけありがたい。

席があるだけ十分だ。

ただ、席についてからも人はどんどん入ってくる。

列がなかなか途切れない。

朝食ビュッフェなのに、おかわりに行くタイミングがない。

これは初めての経験だった。

ビュッフェといえば、好きなものを好きなタイミングで取りに行くものだと思っていた。

でも、この日は違った。

「あ、今行くと邪魔かな」

「列すごいな」

「もう一回取りに行くのはちょっと気が引けるな」

そんな感じで、気持ちが少し遠慮モードになる。

朝食ビュッフェなのに、こちらがビュッフェに気を使っている。

不思議な状況である。

もちろん、団体客が多い日なら仕方ない。

ホテル側も大変だと思う。

ただ、食べる側としては、もう少しゆっくりしたかったのも本音。

旅行2日目の朝。

優雅に朝食を食べるはずが、思った以上に人の流れが激しい。

「ルートイン、朝から人気すぎるだろ」

と心の中でつぶやいた。

1日目の夜は大浴場で回復した気になっていたけれど、2日目の朝からまた小さな戦いが始まっていた。

朝食後は札幌駅周辺を少しだけ散策

朝食を終えたあとは、8時半前にホテルを出発。

この日は札幌から函館へ移動するので、まずは札幌駅方面へ向かう。

移動前の時間を使って、札幌駅周辺を少しだけ散策した。

前日に気になっていたサンドイッチの自販機もチェック。

こういう「昨日ちょっと気になったもの」を翌日に見に行く感じ、旅行っぽくて好きだ。

別に大きな観光地ではない。

でも、自分たちの中ではちゃんと小さなイベントになっている。

昨日はラーメン予定があったので、サンドイッチ自販機の誘惑を振り切った。

2日目もガッツリ買ったわけではないけれど、気になっていたものを確認できただけで、ちょっと満足感がある。

旅行中は、有名な観光名所だけが記憶に残るわけではない。

駅の中で見つけた自販機。

ちょっと気になったお土産。

時間待ちの間に食べたもの。

そういう小さい出来事が、意外とあとから思い出になる。

札幌駅では、お土産も軽く見た。

北海道のお土産売り場は危険だ。

見ているだけでも楽しいのに、見ていると欲しくなる。

そして、欲しくなると買ってしまう。

気づけば荷物が増える。

旅行あるあるである。

まだ2日目の朝。

ここで買いすぎると、函館まで荷物を運ぶことになる。

だから軽く見る程度にした。

……こういうときの「軽く見る」は、だいたい危ないのだが。

前日から気になっていたあべ養鶏場のえっぐぷりん

札幌駅で購入したのが、あべ養鶏場のえっぐぷりん。

これは前日から気になっていたもの。

旅先で「気になっていたもの」をちゃんと回収できると、妙にうれしい。

逆に、買わずに帰るとあとで思い出す。

「あれ、食べておけばよかったな」

この後悔が地味に残る。

旅行の後悔は、大きな失敗よりも、小さな食べ物で起きることが多い気がする。

だから今回はちゃんと回収した。

電車待ちの間にサッと食べた。

本当はもう少し落ち着いて食べたかった。

プリンというものは、できれば急いで食べるものではない。

ゆっくりスプーンを入れて、ひと口ずつ味わいたい。

しかし、旅のスケジュールはそんなに優しくない。

電車の時間がある。

移動がある。

荷物もある。

その中で、えっぐぷりんをサッと食べる。

ちょっと慌ただしかった。

でも、味はしっかり美味しかった。

濃厚でなめらか。

口コミ通り、ちゃんとうまい。

これは、もう少し落ち着いて食べたかった。

旅先の駅で急いで食べるには、ちょっともったいないくらいだった。

こういうとき、

「次はもっとゆっくり食べたい」

という宿題ができる。

北海道旅行は、食べるたびに宿題が増える。

困った土地である。

札幌から函館へ電車移動

その後、電車で函館へ移動。

北海道の地図を見ると、札幌と函館は同じ北海道の中にある。

だから、なんとなく近そうに感じる。

でも実際には、北海道は広い。

同じ道内移動でも、普通に時間がかかる。

北海道の広さをナメてはいけない。

東京の感覚で考えると、距離感がバグる。

電車に乗って、しばらくすると普通にウトウトしてきた。

前日は朝4時前起き。

初日から歩いて食べて観光して、お腹もぐるぐる。

そして2日目の朝は朝食行列。

そりゃ眠くなる。

電車の揺れの中でウトウトする時間も、旅っぽい。

移動中に寝るのは、もったいない気もする。

せっかく北海道を移動しているのだから、景色を見ていたい。

でも体は正直だ。

まぶたが勝手に閉じてくる。

「景色を見たい自分」と「寝たい自分」が戦い、だいたい寝たい自分が勝つ。

これは仕方ない。

47歳の体力は、気合いだけではどうにもならないところがある。

若い頃なら、移動時間もずっと起きていられたかもしれない。

今は違う。

寝られるときに寝る。

これも旅を楽しむための作戦である。

電車で少し寝て、少し回復して、函館へ向かう。

移動日らしい時間だった。

函館駅に到着して巨大な摩周丸を見る

函館駅に到着。

札幌とはまた違う雰囲気がある。

同じ北海道でも、街ごとに空気が違う。

函館は港町という感じがあって、着いた瞬間から少し旅情がある。

駅から少し歩くと見えてきたのが、函館市青函連絡船記念館 摩周丸。

でかい。

とにかくでかい。

今回、中には入らず外観だけ見た。

それでも十分な存在感があった。

大きな船というのは、それだけでテンションが上がる。

普段の生活で、あんなサイズの船を近くで見ることはあまりない。

見上げるだけで、

「おお……」

となる。

語彙力が急に小学生になる。

でも、本当に大きいものを見たときの感想なんて、だいたい「でかい」で十分だと思う。

摩周丸は、外から見ただけでも函館に来た感じがあった。

港町の景色の中に、大きな船がある。

それだけで絵になる。

今回の旅では外観だけだったけれど、こういう場所もまた、次に来たときの宿題になる。

旅行は、全部を一度で回り切らなくてもいい。

むしろ、少し残しておいたほうが「また来たい」が残る。

……と、いい感じに言っているが、実際は時間と体力の都合である。

ラビスタ函館ベイにチェックイン

今回の函館での宿は、ラビスタ函館ベイ。

相方が気合いを入れて予約してくれたホテルだ。

これは期待値が高い。

旅行でホテルに入る瞬間は、やっぱり楽しい。

特に、楽しみにしていたホテルならなおさら。

ホテルの外観を見ただけで、

「おお、今日ここに泊まるのか」

と少しテンションが上がる。

普段は築40年以上の賃貸アパート暮らし。

もちろん我が家は我が家で落ち着く。

でも、旅先のホテルには旅先の高揚感がある。

きれいな建物。

整ったロビー。

非日常感。

日常の古いアパートから、一気に旅行モードへ切り替わる。

こういう瞬間は、やっぱりいい。

相方が予約してくれたこともあり、ありがたさもある。

自分一人だったら、ここまで気合いを入れてホテルを選んでいたかどうか分からない。

旅行は、どこに泊まるかで印象がかなり変わる。

移動して観光して食べて、最後に戻る場所。

ホテルが良いと、それだけで一日の満足度が上がる。

荷物を置いたら、すぐに観光へ出発。

本当はホテルで少し休みたい気持ちもあった。

でも函館に来たからには、外にも出たい。

休みたい。

見たい。

食べたい。

旅行中の心は忙しい。

日本最古のコンクリート電柱を発見

観光の途中で見つけたのが、日本最古のコンクリート電柱。

これが、地味にすごい。

しかも普通に現役らしい。

こういうもの、かなり好きだ。

派手な観光地ではない。

でも、知ると急に面白くなる。

「え、これが日本最古なの?」

と、足を止めたくなる。

普段ならただの電柱として通り過ぎてしまうかもしれない。

でも説明を知ると、急に特別な存在になる。

旅行先でこういう“地味にすごいもの”を見つけると、ちょっと得した気分になる。

観光名所は、事前に調べて行くことが多い。

でも、こういうものは歩いている途中で出会う感じがいい。

偶然見つけたような楽しさがある。

日本最古のコンクリート電柱が、今も現役。

なんだかすごい。

築40年以上の賃貸アパートに住んでいる自分としては、古くても現役という言葉に少し親近感がある。

いや、電柱と一緒にするのもどうかと思うが。

でも、長く使われているものには味がある。

我が家のアパートも、まあ、味がある。

味というか、たまに不安もある。

でもそれも含めて生活である。

函館市地域交流まちづくりセンターでマンホールカードをゲット

前日に続き、2日目もマンホールカードを回収。

函館市地域交流まちづくりセンターで、マンホールカードをゲットした。

今回のデザインはイカ。

函館っぽい。

函館といえばイカのイメージがある。

マンホールカードにイカがいるだけで、

「函館に来たな」

という感じがする。

マンホールカード集めは、最初から旅のメインだったわけではない。

でも、一度回収し始めると、ちょっと楽しくなる。

カードをもらう。

実物を探す。

写真を撮る。

これだけなのに、街歩きに目的ができる。

ただ歩くだけより、少し面白い。

昨日は札幌で初音ミクのマンホールを探して撮影できた。

だから、函館でも実物のカラーマンホールを見つけたかった。

……が、今回は見つからず。

これはちょっと悔しい。

カードはゲットできた。

でも実物が見つからない。

あと一歩届かない感じ。

旅行中のこういう小さな悔しさは、妙に記憶に残る。

大失敗ではない。

でも、

「あれ、どこにあったんだろう」

と後から思い出す。

これもまた、次回の宿題になった。

北海道旅行、宿題が増えすぎである。

徒歩で函館山へ向かうことにした

この日の大きな目的のひとつが、函館山の夜景。

函館といえば夜景。

これは見ておきたい。

ホテルで聞いたところ、徒歩45分くらいとのこと。

45分。

普段なら少し考える距離だ。

でも旅先だと、

「じゃあ歩くか」

となってしまう。

この判断が軽い。

非常に軽い。

朝から移動して、函館に着いて、観光して、すでにそれなりに歩いている。

それなのに、徒歩45分くらいなら行けるだろうと思ってしまった。

旅行中の自分は、なぜか少し強気になる。

たぶん、普段より自分の体力を過大評価している。

実際に歩き始めると、最初はまだよかった。

街並みを見ながら歩くのは楽しい。

函館の雰囲気もある。

でも、だんだん分かってくる。

あれ、これ普通にきついぞ。

45分くらいと聞いていたけれど、実際には45分以上かかった。

しかも、ただ平坦な道をのんびり歩くのとは違う。

函館山へ向かうのだから、当然それなりに負荷がある。

息が切れる。

足にくる。

だんだん会話も減る。

「徒歩で行こう」と軽く決めた自分を、途中で少し恨んだ。

函館山はナメると普通にきつい

函館山までの徒歩移動は、普通にきつかった。

これは今回の大きな学びである。

函館山はナメるときつい。

ホテルで「徒歩45分くらい」と聞いたとき、自分の中で少し軽く見ていた。

45分なら、まあ散歩の延長かなと。

でも実際は違った。

旅行中の45分徒歩は、普段の45分とは違う。

荷物は少なくても、すでに疲れがある。

朝から動いている。

前日の疲れも少し残っている。

そして、目的地が山。

そりゃきつい。

47歳の体は、こういうところで現実を教えてくれる。

若い頃の感覚で歩くと、途中で体が抗議してくる。

「聞いてないんですけど」

と、足が言っている気がする。

それでも、歩いたからこそ記憶に残った。

ロープウェイで上がるだけなら、もっと楽だったと思う。

それはそれで正解だ。

でも、徒歩で向かったことで、函館山の夜景を見るまでの道のりも含めて、思い出になった。

しんどかった。

でも、だからこそ覚えている。

旅には、ちょっとした苦労があるほうが記憶に残る。

ただし、苦労はほどほどがいい。

次に行くなら、最初からロープウェイでもいいかもしれない。

いや、たぶんそうする。

函館山に到着、風が強くて寒い

17時半前に函館山へ到着。

着いた瞬間に思った。

風が強い。

そして、ちょっと寒い。

9月とはいえ、函館山の上はやはり違う。

街中を歩いているときとは空気が変わる。

汗をかきながら歩いてきた体に、強い風が当たる。

これはこれでなかなか効く。

暑いのか寒いのか、体が混乱する。

しかも、人が多い。

さすが函館山の夜景。

人気がある。

いい場所はすでに埋まっていた。

みんな考えることは同じである。

夜景を見るなら、良い場所で見たい。

写真も撮りたい。

だから早めに来る。

こちらも17時半前には到着したのに、すでに人が多かった。

函館山、人気をナメてはいけない。

場所取りというほど大げさではないけれど、やはり見やすい場所は限られる。

その中で、なんとか景色を眺める。

風に吹かれながら、少しずつ日が落ちていくのを待つ。

完全な夜景になるまで待ちたい気持ちはあった。

でも、寒さと人の多さと疲れもある。

このへんのバランスが難しい。

完全な夜景ではなくても十分きれいだった

18時過ぎまで粘った。

街に少しずつ灯りが増えていく。

この変化がよかった。

完全な夜景になる前の、夕方から夜へ移っていく時間。

空の明るさが少しずつ落ちて、街の光が少しずつ目立ってくる。

この途中の感じが、とてもきれいだった。

函館山の夜景というと、真っ暗な中で光がぎゅっと集まった写真をイメージする。

もちろん、それも見たかった。

でも、途中の変化も十分に良かった。

むしろ、少しずつ街が夜になっていく様子を見られたのは、これはこれでよかったと思う。

完全な夜景までは待てなかった。

それは少し心残りではある。

ただ、無理して待ち続けると、体が冷える。

人も多い。

帰りもある。

旅行は、理想通りに全部やり切ることより、無理しすぎないことも大事だ。

この日は徒歩で函館山まで来ている。

すでに十分がんばった。

街の灯りが増えていく様子を見られただけでも満足だった。

函館の夜景は、やっぱり良かった。

写真で見るのとは違う。

その場の風、寒さ、人の多さ、歩いてきた疲れ。

全部込みで記憶に残る。

帰りはロープウェイで正解だった

帰りは無理せずロープウェイにした。

これは正解だった。

行きで徒歩のきつさを十分に味わったので、帰りまで歩く選択肢はなかった。

というより、あってはいけなかった。

もし帰りも歩いていたら、たぶんホテルに戻る頃には無言になっていたと思う。

ロープウェイはありがたい。

文明の力は偉大だ。

上から見る夜の函館も普通に良かった。

行きは足で登り、帰りはロープウェイ。

結果的に、両方の良さを味わえたのかもしれない。

いや、前向きに言えばそうだ。

本音を言えば、最初からロープウェイでもよかった気はする。

でも、歩いたからこそ、帰りのロープウェイのありがたみが増した。

人間、苦労したあとほど便利なものに感謝する。

函館山はきつかった。

でも、夜景はきれいだった。

そしてロープウェイは最高だった。

この三つはセットで覚えておきたい。

ホテルに戻るころには相方は即ダウン

ホテルに戻ったのは遅めだった。

函館山まで歩き、夜景を見て、ロープウェイで戻り、ホテルへ帰る。

一日を振り返ると、朝からかなり動いている。

朝食行列。

札幌駅散策。

プリン。

函館へ電車移動。

摩周丸。

ラビスタ函館ベイ。

日本最古のコンクリート電柱。

マンホールカード。

徒歩で函館山。

夜景。

ロープウェイ。

そりゃ疲れる。

相方はホテルに戻ると即ダウン。

無理もない。

むしろ自然な流れである。

自分も普通ならそのまま寝たい。

お風呂に入って、横になって、そのまま夢の中へ行きたい。

でも、この日は違った。

自分には、まだやることがあった。

夜鳴きそばである。

ラビスタ函館ベイには夜鳴きそばがある。

22時スタート。

この情報を知ってしまった以上、寝るわけにはいかない。

眠気と疲れはある。

でも、夜鳴きそばが待っている。

こういうときだけ、変な根性が出る。

普段の仕事でもこれくらい粘れたらいいのだが、残念ながらそうはいかない。

食べ物が絡むと人は強くなる。

夜鳴きそばのために22時前から並ぶ

夜鳴きそばは22時スタート。

自分は15分前に並んだ。

すると、すでに20人以上並んでいた。

人気すぎる。

ホテルの夜鳴きそばに、こんなに人が並ぶのか。

朝はルートインの朝食で行列。

夜はラビスタ函館ベイの夜鳴きそばで行列。

この日は、朝から晩まで並んでいる。

北海道旅行2日目、行列に縁がある。

でも、夜に無料で食べられるような一杯があるなら、そりゃ並ぶ。

みんな考えることは同じだ。

夕食をしっかり食べた人でも、夜鳴きそばと聞くと気になる。

小腹が空いていなくても、食べたくなる。

しかも旅先のホテル。

これはもうイベントである。

提供はスムーズだった。

具材はセルフ。

こういうシステムも楽しい。

自分で具材を乗せるだけで、少し特別感が出る。

夜のホテルで、並んで、そばを受け取って、具材を乗せる。

冷静に考えるとシンプルなのに、なぜかワクワクする。

背徳感はあるけど軽くてちょうどいい一杯

夜鳴きそばを食べた感想は、あっさりしていてちょうどいい。

夜に食べる麺。

これは背徳感がある。

22時過ぎに麺を食べている。

健康的かと言われると、たぶん違う。

でも旅行中である。

ここで正論を持ち出しても仕方ない。

ただ、重すぎないのが良かった。

あっさりしているので、夜でも普通に食べられる。

昼に濃厚なラーメンを食べるのとは違う。

夜の締めとして、ちょうどいい。

これはうまい。

疲れた体に、温かい一杯がしみる。

函館山まで歩いた体に、夜鳴きそば。

なかなか良い締め方だった。

相方は即ダウンしていたので、自分だけの夜食時間。

少しだけ申し訳ない気もする。

でも、食べた。

そこに夜鳴きそばがあったから。

こういう言い訳は、旅先ではだいたい通用する。

たぶん。

移動日なのにかなり濃い一日だった

2日目は、札幌から函館への移動日だった。

だから、もっとのんびりした一日になると思っていた。

でも、実際にはかなり濃かった。

朝からホテル朝食の行列に並び、札幌駅で寄り道をして、あべ養鶏場のえっぐぷりんを食べ、電車で函館へ移動。

函館駅に着いてからは、摩周丸を見て、ラビスタ函館ベイにチェックイン。

日本最古のコンクリート電柱を見つけ、函館市地域交流まちづくりセンターでマンホールカードをゲット。

実物のカラーマンホールは見つからず、少し悔しい思いをする。

そして徒歩で函館山へ。

これがきつかった。

45分くらいと聞いて軽く決めたけれど、実際には45分以上かかり、普通に息切れ。

函館山をナメてはいけない。

でも、そのぶん景色は記憶に残った。

風が強くて寒かったし、人も多かった。

完全な夜景までは待てなかった。

それでも、街に灯りが増えていく時間を眺められたのは良かった。

帰りはロープウェイで正解。

ホテルに戻ったら相方は即ダウン。

自分は夜鳴きそばのために粘り、22時前から並んで、あっさりした一杯で締めた。

移動日とは思えないほど、いろいろあった。

旅の疲れと楽しさはだいたいセット

北海道旅行2日目で思ったのは、旅の疲れと楽しさはだいたいセットだということ。

もちろん、疲れない旅もいい。

ゆっくり起きて、ゆっくり食べて、ゆっくり観光する。

そういう旅も最高だ。

でも今回みたいに、朝から動いて、移動して、歩いて、ちょっと無理して夜景を見に行く旅も、あとから思い返すと強い。

しんどかったことほど、意外と記憶に残る。

函館山の徒歩移動なんて、まさにそれだ。

歩いている途中は、

「これ、判断ミスじゃないか」

と思っていた。

でも、記事を書いている今となっては、ちゃんと良い思い出になっている。

たぶん、旅行というのはそういうものなのだと思う。

その場では疲れる。

その場では文句も出る。

でも、後から振り返ると、

「あれはあれで面白かったな」

となる。

もちろん、限界を超えるのはよくない。

体調を崩したら元も子もない。

でも、少しだけ頑張った経験は、旅の記憶を濃くしてくれる。

今回の函館山は、まさにそれだった。

まとめ

北海道旅行2日目は、札幌から函館へ移動する一日だった。

移動メインのつもりだったけれど、終わってみればかなり濃い一日だった。

朝はホテルルートイン札幌中央の朝食からスタート。

6時半開始の10分前に行けば余裕だと思っていたら、すでに30人くらい並んでいて驚いた。

団体客が多かったようで、朝食会場はかなり混雑。

端の一人用テーブルでなんとか食べたものの、列が途切れず、おかわりに行きにくいという初めての朝食ビュッフェ体験になった。

その後は札幌駅周辺を少し散策し、前日から気になっていたあべ養鶏場のえっぐぷりんを購入。

電車待ちの間にサッと食べたけれど、濃厚でなめらかで、口コミ通り美味しかった。

本当はもう少し落ち着いて味わいたかった。

そこから電車で函館へ移動。

途中はウトウトしつつ、函館駅に到着。

函館市青函連絡船記念館 摩周丸の大きさに少しテンションが上がり、宿泊先のラビスタ函館ベイへチェックインした。

相方が気合いを入れて予約してくれたホテルということもあり、期待値はかなり高め。

荷物を置いてからは、函館観光へ向かった。

途中で日本最古のコンクリート電柱を見つけ、函館市地域交流まちづくりセンターではイカデザインのマンホールカードをゲット。

ただ、実物のカラーマンホールは見つからず、そこは少し悔しい結果になった。

そして、この日の大きなイベントが函館山。

ホテルで徒歩45分くらいと聞いて軽く歩くことにしたものの、実際には45分以上かかり、普通にきつかった。

函館山はナメるときつい。

これは今回の大きな学びである。

17時半前に到着した函館山は、風が強くて少し寒く、人も多かった。

いい場所はすでに埋まっていたけれど、18時過ぎまで粘り、街に少しずつ灯りが増えていく様子を見ることができた。

完全な夜景までは待てなかったけれど、途中の変化も十分きれいだった。

帰りは無理せずロープウェイ。

これは本当に正解だった。

ホテルに戻るころには相方は即ダウン。

自分も疲れていたけれど、ラビスタ函館ベイの夜鳴きそばが22時からあると知っていたので、そこだけは粘った。

15分前に並んでもすでに20人以上いて人気ぶりに驚いたが、提供はスムーズ。

あっさりしていて重すぎず、夜に食べる背徳感も含めて、ちょうどいい一杯だった。

札幌から函館への移動日。

それだけなら、もっと静かな一日になりそうなものだけど、実際には朝食行列、プリン、電車移動、摩周丸、ラビスタ函館ベイ、マンホールカード、徒歩の函館山、夜景、ロープウェイ、夜鳴きそばと、イベントだらけだった。

今回学んだことは、函館山はナメるときついということ。

でも、きつかった分だけ、ちゃんと記憶に残った。

北海道旅行も残すところあと1日。

3日目はいよいよ最終日。

ここまで来ると、少し帰りたくなくなる。

でも現実は、だいたい帰りの飛行機と一緒に近づいてくる。

旅行の最終日って、なんであんなに足が重くなるんだろう。

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