食費・食品ロス

献立を決めてから買い物すると食費は減る?3日分から始める方法

2026年7月1日

スーパーへ行ってから、

「今日は何を食べようかな」

と考えることがあります。

わが家も、献立をきちんと決めずにスーパーへ行くことが少なくありません。

売り場を歩きながら、

「この野菜を使おう」

「今日はこれが食べたい」

とその場で決めて買います。

それでも、その日の料理はちゃんと作れます。

問題はそのあとでした。

買った野菜をその日の料理には使ったものの、全部は使い切れず、残りが冷蔵庫へ。

翌日の料理まで考えて買ったわけではないので、

「残った分を何に使おう」

となってしまうことがありました。

野菜は1回の料理で丸ごと使い切れるとは限りません。

夫婦2人だとなおさらです。

キャベツ、白菜、大根、にんじんなどは、その日の夕食に使っても残ることがあります。

だから最近は、献立を決めるというのは「今日の料理を決めること」だけではないと思っています。

買った食材を、そのあとどう使い切るかまで少し考えておくこと。

ここまでできると、買いすぎや食品ロスを減らしやすくなります。

とはいえ、1週間分の献立を全部決めるのはなかなか大変です。

そこで夫婦2人暮らしなら、まずは3日分くらいから考えるのがちょうどいいと思います。

献立を決めない買い物は「その日の分」しか見えにくい

献立を決めずにスーパーへ行くこと自体が悪いわけではありません。

その日の気分で食べたい物を選ぶ楽しさもあります。

問題は、買った食材が1回でなくならない場合です。

わが家でも、売り場で選んだ野菜をその日の料理には使いました。

ですから、

「買ったのに使わなかった」

わけではありません。

それでも余りました。

ここが意外なところです。

買った食材を一度使えば無駄にならないように感じますが、残りを使う予定がなければ、まだ安心はできません。

たとえばキャベツを炒め物に使ったとしても、半分残ったら次の料理が必要です。

にんじんを1本使って、袋にはあと2本。

大根を煮物に使っても半分残る。

こうして、

「使ったけれど、使い切ってはいない食材」

が冷蔵庫に増えていきます。

献立を先に考えるメリットは、この残りまで見通せることです。

1週間ではなく3日分なら考えやすい

献立を決めると聞くと、

月曜日は魚。

火曜日は豚肉。

水曜日はカレー。

木曜日は……。

と1週間分をきっちり作るイメージがあります。

私はそこまでしなくてもいいと思います。

予定は変わるからです。

帰宅が遅くなる。

急に外食する。

前日の料理が残る。

今日は簡単な物で済ませたくなる。

1週間分を細かく決めても、そのとおりにいかないことはあります。

そこで、まず3日です。

たとえば、

1日目:豚肉とキャベツの炒め物
2日目:残ったキャベツを使ったスープ
3日目:冷蔵庫に残った野菜で簡単な料理

このくらいで十分です。

ポイントは料理名を完璧に決めることではありません。

買う野菜を何回くらい使うか考えておくことです。

これだけでも、スーパーで選ぶ量が変わってきます。

献立は買いたい物ではなく「家にある物」から考える

食費を抑えたいなら、

「明日は何を食べたいかな」

だけで献立を考えるより、冷蔵庫から始めたほうが楽です。

たとえば、

キャベツが残っている。

豆腐が1個ある。

冷凍庫に豚肉がある。

ここから考えます。

豚肉とキャベツを使う。

豆腐は翌日の料理へ。

足りない物だけスーパーで買う。

この順番です。

1番の記事で冷蔵庫の在庫管理について触れましたが、在庫を確認するだけで終わらず、その食材を献立へつなげるのが6番の記事の役割です。

期限の近い食材を最初に使う

献立を考えるときは、まず早く使いたい物を見ます。

使いかけの野菜。

開封した豆腐。

冷蔵庫に残った肉や魚。

こうした食品を1日目か2日目に入れます。

新しく買った食品より、すでに家にある物を先に使う。

それだけでも、冷蔵庫の中身が増え続けるのを防ぎやすくなります。

大きな野菜は2回使う前提にする

夫婦2人では、野菜を一度に使い切れないことがあります。

だから最初から、

「これは2回使う」

と考えてしまいます。

キャベツなら炒め物とスープ。

大根なら煮物とみそ汁。

にんじんならカレーと炒め物。

同じ野菜でも料理を変えれば、それほど飽きません。

わが家のように「その日は使ったけれど残ってしまった」という失敗も、この一手間で減らしやすくなります。

主菜だけ決めておけば十分

献立作りが面倒になるのは、全部を決めようとするからかもしれません。

主菜。

副菜。

汁物。

小鉢。

ここまで決めるとなると、確かに大仕事です。

節約目的なら、まず主菜だけでも構いません。

たとえば、

1日目 焼き魚
2日目 豚肉料理
3日目 豆腐料理

これだけ決めます。

あとは冷蔵庫を見ながら、

余っている野菜をみそ汁へ。

残ったキャベツを付け合わせへ。

前日の料理が残っていたら副菜へ。

という具合に調整します。

きれいな献立表を作る必要はありません。

献立は、

スーパーで余計な物を買わないための下書き

くらいに考えると続けやすいです。

買い物リストは献立を決めたあとに作る

3日分をざっくり決めたら、そこで買い物リストを作ります。

順番は大切です。

先に、

肉。

魚。

野菜。

豆腐。

とリストを作るのではありません。

料理を決める。

家にある物を確認する。

足りない物だけ書く。

この順番です。

たとえばカレーなら、

肉。

じゃがいも。

にんじん。

玉ねぎ。

ルー。

が必要です。

でも冷蔵庫ににんじんと玉ねぎがあり、食品棚にルーも残っているなら、買う必要があるのは肉とじゃがいもだけかもしれません。

「料理に必要な物」と「買う必要がある物」は同じではありません。

特売品を見つけたら「追加」ではなく「交換」

スーパーでは、予定外の商品が安くなっていることがあります。

魚が30%引き。

肉が特売。

こういうときは予定を変えても構いません。

ただし、

予定していた豚肉も買う。

安い魚も追加する。

では食品が増えます。

「明日の豚肉をやめて、この魚にしよう」

というように置き換えます。

3番の記事で紹介した見切り品も、献立と組み合わせると使いやすくなります。

献立どおりに作れなくても気にしない

献立を決めると、

「今日はこれを作らないと」

と縛られてしまいそうですが、そこまで厳密にする必要はありません。

予定は変わります。

今日は疲れたから簡単な物にしたい。

前日の料理が余っている。

外食することになった。

そんな日は予定をずらします。

3日分くらいなら順番も入れ替えやすいです。

大切なのは、予定表どおりに料理することではなく、

買った食材を忘れないこと。

これだと思います。

1日を冷蔵庫整理の日にしてもいい

3日間すべて違う料理を作る必要もありません。

たとえば、

1日目 予定した料理。

2日目 予定した料理。

3日目 残っている物を食べる。

こんな形でもいいでしょう。

少し余った野菜。

前日の料理。

冷凍してある食品。

こうした物をまとめて使う日があれば、新しい食材を買わずに済みます。

夫婦2人なら、料理が少し余っただけでも一品になります。

3日献立は「完璧な節約」より食品を余らせないために使う

献立を決めたからといって、食費が必ず何千円、何万円安くなるとは言えません。

家庭によって食べる量も違いますし、外食の回数も違います。

ただ、わが家の経験からも、

献立を決めず買う。

その日の料理には使う。

残った食材の使い道に困る。

という流れは確かにあります。

反対に、買う前に、

「今日は半分使って、残りは明後日」

くらいまで考えておけば、買った量にも納得できます。

献立を作る目的は、料理上手になることではありません。

食材を使い切ること。

それによって余計な買い物を減らすこと。

このくらいで考えるのがちょうどいいと思います。

まとめ

わが家では、献立を決めずにスーパーへ行き、その場で野菜を選ぶことがあります。

その日の料理にはきちんと使っている。

それでも、残った野菜をどうするかまで考えていなかったため、余らせてしまうことがありました。

この経験から感じるのは、献立を決める意味は、

今日何を食べるかを決めることだけではない

ということです。

買った野菜を明日どう使うか。

まだ残るなら明後日はどうするか。

そこまで少し考えておく。

だからといって1週間分はいりません。

まず3日です。

冷蔵庫にある物を見る。

期限の近い食材から料理を考える。

主菜を3つくらい決める。

足りない物だけ買う。

買った野菜は、2回使う前提で考える。

この程度なら、それほど大変ではありません。

食費を節約するために、毎日安いスーパーを探す必要はありません。

買った野菜をきちんと最後まで食べ切る。

それも十分な節約です。

次にスーパーへ行く前、今日の夕食だけではなく、

「この野菜、残ったら次は何に使おう?」

と一度考えてみる。

そこから3日献立を始めるくらいが、無理なく続けやすいと思います。

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