不妊治療が少し進んだ日
木曜日、相方が妊活のために病院へ行ってきました。
今はほとんど仕事をしていない状態なので、こうやって通院を優先できるのは正直ありがたいです。
不妊治療って、思っていた以上に通院の予定が入ります。
しかも、自分たちの都合だけで決められるものでもありません。
体の周期。
検査のタイミング。
薬の開始時期。
病院の予約。
先生の判断。
そういうものに合わせて動く必要があります。
これ、働きながらだとかなりしんどいと思います。
もちろん、働きながら不妊治療をしている人もたくさんいると思います。
むしろ、多くの人がそうなのかもしれません。
でも実際に自分たちが治療を進める立場になってみると、
「これを仕事と両立するのは本当に大変だな」
と感じます。
通院のために休みを取る。
急な予定変更に対応する。
体調を見ながら動く。
治療のことを考えながら仕事もする。
かなり負担が大きいです。
相方が今、通院を優先できる状態なのは、家計的には楽ではない部分もあります。
世帯収入として考えると、正直余裕があるわけではありません。
でも、不妊治療を進めるという意味では、この時間の使い方は必要なのかもしれない。
そんなふうに思っています。
お金も大事。
でも、時間も大事。
体も大事。
気持ちも大事。
不妊治療は、その全部を同時に考えさせられるものなんだなと、少しずつ実感しています。
血液検査は問題なしでひとまず安心
今回の血液検査は、問題なしとのことでした。
まずは、ひと安心です。
こういう検査結果を聞くたびに、やっぱり少し緊張します。
大丈夫だろうと思っていても、結果を聞くまでは落ち着きません。
問題なし。
その一言で、少しだけ肩の力が抜けます。
ただ、不妊治療の場合、
「問題なし。よかった。終わり」
とはならないんですよね。
むしろ、そこから次のステップへ進みます。
今回もまさにそんな感じでした。
検査は問題なし。
では、次へ。
いよいよ治療っぽくなってきました。
これまでにも、採卵や胚凍結など、かなり大きな出来事はありました。
採卵した12個のうち、3個を胚凍結することになった。
その結果を聞いたときも、
「ゼロではなかった」
という安心感と、
「ここからどうなるんだろう」
という不安が同時にありました。
今回も同じです。
血液検査に問題はなかった。
それはよかった。
でも、ここからまた一つ進む。
安心と緊張がセットになっています。
不妊治療って、毎回この繰り返しなのかもしれません。
一つ安心すると、次の不安が出てくる。
一つ進むと、次の待ち時間が始まる。
すごろくみたいに、ただ前に進めばいいわけではありません。
進んだ先に、また別のマスがあります。
しかも「一回休み」みたいな気持ちになる日もあります。
なかなかハードなすごろくです。
エストラーナテープが始まった
今回から始まったのが、エストラーナテープという貼り薬です。
名前だけ聞くと、最初はよく分かりませんでした。
エストラーナテープ。
なんだかカタカナの響きが医療っぽいです。
いや、実際に医療のものなんですが。
エストロゲン製剤で、女性ホルモンを体に取り入れるための貼り薬とのこと。
下腹部やお尻あたりに貼って、皮膚から吸収させるらしいです。
飲み薬ではなく、貼り薬。
この時点で、少し不妊治療の日常感が出てきます。
薬を飲むだけでも大変ですが、貼る薬というのはまた違う気を使いそうです。
貼る場所。
貼り替えるタイミング。
剥がれないようにすること。
肌の状態。
お風呂のとき。
服との擦れ。
そういう細かいことが関わってきます。
目的は、子宮内膜を厚くすること。
つまり、胚移植に向けて、着床しやすい状態を作っていくという流れです。
文章で書くとシンプルです。
子宮内膜を厚くする。
着床しやすくする。
次の胚移植へ進む。
でも、実際にはその一つ一つに時間も手間も気持ちもかかります。
「貼り薬を貼る」
ただそれだけに見えることでも、自分たちにとっては次のステップです。
こういう小さな積み重ねの先に、妊活の結果があるのだと思うと、なんだか少し不思議な気持ちになります。
治療は病院の中だけで終わらない
不妊治療というと、最初は病院の中で行われる特別なものだと思っていました。
診察室。
検査。
採卵。
先生の説明。
医療機器。
専門用語。
そういうイメージです。
もちろん、それは間違いではありません。
でも実際に進めていくと、治療は病院の中だけで完結するものではないと分かってきます。
家に帰ってからも続く。
日常の中に入り込んでくる。
今回のエストラーナテープもそうです。
病院で説明を受けて、薬をもらう。
でも実際に貼るのは家です。
2日に1回、貼り替える。
剥がれないように気をつける。
防水テープが必要かもしれない。
そうなると、治療はもう生活の一部です。
通院日だけ頑張ればいいわけではありません。
家でも続く。
日常の中で意識することが増える。
これが地味にリアルです。
不妊治療は、特別なイベントではなく、日常にじわっと入ってくるものなのだと思いました。
朝起きる。
仕事に行く。
買い物する。
ご飯を食べる。
お風呂に入る。
寝る。
その生活の中に、貼り薬の貼り替えが入ってくる。
防水テープを買いに行くという用事が増える。
こういう一つ一つが、治療の現実なんですね。
2日に1回の貼り替えは地味に大変そう
エストラーナテープは、2日に1回貼り替えが必要とのこと。
2日に1回。
これ、地味に大変そうです。
毎日ではない。
でも忘れられない。
2日に1回という周期は、案外管理が難しい気がします。
毎日なら、毎朝とか毎晩とか習慣にしやすいかもしれません。
でも2日に1回だと、
「あれ、今日だっけ?」
となりそうです。
自分なら普通に忘れそうです。
いや、かなり高確率で忘れます。
カレンダーに書くか、スマホでリマインダーを入れないと危ない。
2日に1回というのは、生活の中に小さなチェックポイントが増えるような感じです。
しかも、ただ貼り替えればいいだけではなく、剥がれないようにも気をつけないといけません。
お風呂。
汗。
服との擦れ。
寝ているとき。
日常の動きの中で、自然に剥がれてしまう可能性もある。
これは相方にとって、かなり気を使うことだと思います。
自分の体に貼っているものを、ずっと意識しながら生活する。
これ、想像以上にストレスがあるのではないでしょうか。
自分は貼っている側ではありません。
だから、その感覚を完全には分かりません。
でも、少なくとも簡単なことではなさそうです。
「貼り薬だから楽」
というものでもないんだなと思いました。
防水テープを買いにドラッグストアへ
相方から、
「防水テープ買いに行きたい」
と言われました。
仕事帰りに、一緒にドラッグストアへ行くことにしました。
この場面、なんだかすごくリアルだなと思いました。
不妊治療というと、どうしても病院での出来事に目が向きます。
採卵した。
胚凍結した。
検査した。
次は胚移植。
そういう大きな流れはもちろん大事です。
でも、その裏にはこういう小さな買い物があります。
防水テープを買う。
どれがいいか見る。
剥がれにくそうか考える。
肌に合いそうか気にする。
値段を見る。
普通のドラッグストアの棚の前で、治療に関わるものを選んでいる。
これが現実なんだと思いました。
医療と日常がつながる瞬間です。
病院で先生から説明を受ける時間も治療。
でも、仕事帰りにドラッグストアへ寄って防水テープを買う時間も、たぶん治療の一部です。
派手ではありません。
感動的でもありません。
ただの買い物です。
でも、こういう地味な行動の積み重ねで、次のステップに進んでいく。
不妊治療って、こういうものなのかもしれません。
ドラッグストアの明るい照明の下で、防水テープを見る。
なんというか、人生です。
ちょっと重い話と、日用品の棚が普通に並んでいる感じ。
これがリアルです。
10日間という小さな区切り
今回処方されたエストラーナテープは、5回分。
つまり10日間です。
10日間。
長いようで短い。
短いようで、待つ側からすると地味に長い。
不妊治療では、この「何日間」という区切りがよく出てきます。
次の通院まで。
薬を使う期間。
結果を待つ期間。
体の変化を見る期間。
10日間という数字も、普通に生活していればあっという間かもしれません。
仕事をして、家に帰って、ご飯を食べて、寝て、また仕事。
そうしているうちに10日くらいすぐ過ぎます。
でも、治療の中の10日間は少し違います。
ちゃんと貼れているか。
剥がれていないか。
次につながるのか。
体はどう反応しているのか。
次の通院では何を言われるのか。
考えることが増えるので、時間が少し長く感じます。
この10日間が、ちゃんと次につながるといいなと思います。
大きな変化はまだ見えません。
でも、今はこの10日間をちゃんとやり切ること。
それが今できることです。
不妊治療は、結果だけを見ると不安になります。
でも、今日やることは意外と具体的です。
テープを貼る。
貼り替える。
剥がれないように気をつける。
次の通院を待つ。
地味です。
でも、その地味な一つ一つが大事なんだと思います。
次の通院は再来週の日曜日
次の通院は、再来週の日曜日です。
ここでどうなるか。
正直、毎回ちょっとだけ緊張します。
いや、ちょっとだけと言いながら、実際はけっこう緊張しているかもしれません。
不妊治療の通院は、毎回何かしらの判断があります。
検査結果。
薬の変更。
次のスケジュール。
体の状態。
先生の説明。
一つ一つを聞くたびに、気持ちが動きます。
今回のエストラーナテープで、子宮内膜がどうなっているのか。
次に進めるのか。
胚移植へ向けて、予定通り進むのか。
分からないことが多いです。
期待しすぎないようにしようと思います。
でも、どこかで期待している自分もいます。
このバランスが本当に難しい。
期待しすぎると、うまくいかなかったときにつらい。
でも期待しないようにするのも無理です。
だって、ここまで進んでいます。
採卵して、胚凍結して、今は胚移植に向けた準備に入っている。
何も期待しないなんてできません。
でも、期待だけで心をいっぱいにすると、今度は不安になります。
この微妙な感情のまま、日々を過ごしています。
妊活をしている人は、きっとこういう気持ちを何度も味わっているのだと思います。
前向きになりたい。
でも怖い。
考えすぎたくない。
でも考えてしまう。
もう、心が忙しい。
せめて寝ている間くらいは静かにしていてほしいです。
相方の負担を忘れないようにしたい
今回のエストラーナテープの話を聞いて、改めて相方の負担を感じました。
不妊治療は夫婦のことです。
自分も当事者です。
以前の検査では、自分側の数値に問題もありました。
精子の運動率が低く、顕微授精へ切り替わったこともあります。
だから、自分も無関係ではありません。
でも、体に直接負担がかかる場面は、どうしても相方の方が多い。
通院。
検査。
採卵。
薬。
貼り薬。
体調管理。
不安。
次の結果を待つ時間。
相方の方が、身体的にも精神的にも負担が大きい部分があると思います。
だから、自分ができることを考えないといけない。
とはいえ、何が正解なのかは難しいです。
励ませばいいのか。
黙って見守ればいいのか。
家事を多めにやればいいのか。
話を聞けばいいのか。
余計なことを言わない方がいいのか。
正解はその日によって違う気もします。
自分は不器用なので、うまくできている自信はありません。
むしろ、余計なことを言ってしまうこともあります。
あとから、
「あの言い方はよくなかったな」
と思うこともあります。
でも、少なくとも忘れないようにはしたいです。
これは相方ひとりの治療ではない。
自分たち夫婦のことです。
防水テープを一緒に買いに行く。
通院の日を気にする。
話を聞く。
できることは小さいかもしれません。
でも、小さいからこそちゃんとやりたいです。
治療は特別だけど、生活は続いていく
不妊治療は、自分たちにとって大きな出来事です。
でも、それだけで生活が止まるわけではありません。
仕事はある。
家事もある。
食事もある。
買い物もある。
家賃も光熱費もかかる。
洗濯物もたまる。
築40年以上の賃貸の風呂の壁も気になる。
治療があっても、生活は普通に続いていきます。
これがまたリアルです。
不妊治療だけに集中できればいいのかもしれません。
でも実際には、日常の中に治療が入ってきます。
テープを貼りながら、普通にご飯も作る。
通院しながら、普通に買い物もする。
次の結果を待ちながら、普通に電気代も気にする。
医療と生活が同時進行です。
特別なことをしているはずなのに、日々は妙に普通でもある。
そのギャップが不思議です。
ドラマのように劇的な毎日ではありません。
もっと地味です。
もっと淡々としています。
でも、その淡々とした日常の中で、不妊治療は進んでいます。
防水テープを買うことも、エストラーナテープを貼ることも、その日常の一部になっていく。
こういう記録は、あとから振り返ると大事になる気がします。
「あのとき、こうやって少しずつ進んでいたんだな」
と思えるように、書いておきたいです。
少しずつ前に進んでいるはず
大きな変化はまだありません。
妊娠したわけでもありません。
結果が出たわけでもありません。
でも、少しずつ前には進んでいるはずです。
採卵した。
胚凍結できた。
次の準備に入った。
血液検査は問題なかった。
エストラーナテープが始まった。
次の通院日も決まっている。
こうして並べると、確かに進んでいます。
ただ、進んでいる最中は、なかなか実感しにくいです。
毎日は地味です。
貼り薬を貼る。
2日に1回貼り替える。
防水テープを買う。
次の通院を待つ。
これだけ見ると、本当に小さなことです。
でも、不妊治療はこういう小さなことの積み重ねなのだと思います。
一気に劇的に変わるわけではない。
少しずつ準備して、少しずつ進む。
そして、そのたびに少し不安になって、少し期待して、また待つ。
なかなか大変です。
でも、進んでいる。
今はそれを信じたいです。
期待しすぎないようにしながらも、希望は手放さない。
難しいですが、今はそういう時期なのだと思います。
まとめ
木曜日、相方が妊活のために病院へ行ってきました。
今回の血液検査は問題なし。
ひとまず安心しました。
ただ、そこで終わりではなく、いよいよ次のステップへ進むことになりました。
今回から始まったのは、エストラーナテープという貼り薬です。
エストロゲン製剤で、下腹部やお尻あたりに貼って、皮膚から女性ホルモンを吸収させるものとのこと。
目的は、子宮内膜を厚くして、着床しやすい状態を作ること。
文章で書くとシンプルですが、実際には一つ一つの行動に重みがあります。
このテープは2日に1回貼り替えが必要です。
しかも、剥がれないように気をつける必要があります。
相方から「防水テープを買いに行きたい」と言われ、仕事帰りに一緒にドラッグストアへ行きました。
こういう場面が、すごくリアルだなと思いました。
不妊治療は、病院の中だけで終わるものではありません。
貼り薬を貼る。
防水テープを買う。
貼り替えの日を気にする。
そういう日常の中に、じわっと入り込んできます。
今回処方されたエストラーナテープは5回分。
つまり10日間です。
長いようで短い、でも待っている側からすると少し長く感じる10日間。
この10日間が、ちゃんと次につながるといいなと思います。
次の通院は再来週の日曜日。
ここでどうなるかは、まだ分かりません。
期待しすぎると怖い。
でも、やっぱりどこかで期待しています。
このバランスは本当に難しいです。
不妊治療は、もっと特別なものだと思っていました。
でも実際は、こうやって日常の中に少しずつ入ってくるものなんだなと感じています。
大きな変化はまだありません。
でも、確実に前には進んでいるはずです。
今できることは、この10日間をちゃんとやり切ること。
相方の負担を忘れずに、自分も当事者として支えること。
そして、余計な不安で勝手に暴走しないこと。
……これが一番難しいかもしれません。
でも、ぼちぼちやっていきます。
また進展があったら、書きます。