GWに金時山登山と小田原観光を詰め込んだ一日
GWの記録です。
この日は、朝5時に出発して、金時山登山と小田原観光を日帰りで楽しんできました。
タイトルにも入れましたが、かなり濃い一日でした。
金時山に登る。
山頂で富士山を見る。
金太郎茶屋で山グルメを食べる。
下山しながら金太郎伝説のスポットを見る。
金時神社で子供の日イベントに出会う。
無料ちゃんこ鍋をいただく。
強羅駅まで歩く。
電車で小田原へ移動する。
小田原城を見る。
ミナカ小田原で足湯に入る。
最後は食べ歩きまで楽しむ。
こうして並べると、なかなか詰め込んでいます。
出発前の自分に「本当に全部やる気ですか」と聞きたくなるレベルです。
でも、結果的にはかなり満足度の高い一日になりました。
もちろん、体は疲れました。
正直、最後の方は足にもそれなりに疲労がきていました。
ただ、それ以上に「一日をしっかり使い切ったな」という満足感がありました。
休日をここまで濃く使えると、あとから振り返っても気持ちがいいです。
普段は仕事や生活のことに追われがちですが、この日は朝から夜まで、完全に遊びの一日。
登山、景色、食事、観光、足湯。
全部入りです。
お弁当で言えば、唐揚げも卵焼きも焼き魚も入っているタイプ。
詰め込みすぎにも見えますが、こういう日がたまにあると、生活にかなり効きます。
朝5時出発、静かな街から非日常が始まる
この日は朝5時に出発しました。
目覚ましが鳴った瞬間は、正直つらかったです。
「あと30分寝たい」
これが本音です。
前日にどれだけ楽しみにしていても、朝の布団は強いです。
布団には、人間の意志を吸い取る力があります。
特に朝5時の布団は強敵です。
ただ、こういう“楽しみがある日”は不思議と体が動きます。
仕事の日とは明らかに違う動きです。
同じ早起きでも、気持ちの重さが違います。
外に出ると、空気が全然違いました。
人も車もまだ少なく、街全体が静まり返っているような感覚。
昼間のざわざわした空気とは別物です。
この時間帯の空気は、どこか澄んでいます。
深呼吸すると、体の中にスーッと入ってくるような感じがしました。
まだ一日が始まったばかり。
これから遠くへ向かう。
そう思うだけで、少し気持ちが高まります。
早起きはしんどいです。
でも、この静かな出発の時間には、それを上回る良さがあります。
普段と違う時間に動くだけで、すでに旅が始まっている感じがします。
朝5時の街。
少ない人影。
少しひんやりした空気。
この時点で、
「今日はいい日になりそうだな」
と感じました。
こういう予感は、けっこう大事です。
実際にはこのあと渋滞もあり、登山も普通にしんどく、足も疲れるのですが、それでも最初の静かなスタートが一日の満足度を底上げしてくれた気がします。
バスタ新宿から6時半過ぎのバスへ
バスタ新宿に到着し、6時半過ぎのバスに乗りました。
GWということもあり、朝早い時間にもかかわらず人は多めでした。
登山客。
観光客。
それぞれの目的地へ向かう人たち。
バスタ新宿には、独特の高揚感があります。
大きな荷物を持った人。
歩きやすそうな服装の人。
家族連れ。
友人同士。
一人旅らしき人。
みんな目的地は違っても、「これからどこかへ行く」という空気をまとっています。
その空気に触れるだけで、自分も少し旅モードになります。
バスに乗り込んでからは、しばらく外の景色を眺めていました。
新宿のビル群を抜け、住宅街へ。
そこから少しずつ自然が増えていく。
この“景色のグラデーション”がいいんですよね。
日常から非日常へ、少しずつ切り替わっていく感じがあります。
電車移動にも良さがありますが、バスはまた違います。
座っているだけで景色が流れていく。
知らない道を通る。
目的地に近づくにつれて、空気が変わっていく。
この時間も旅の一部です。
ただ、やはりGW。
途中からしっかり渋滞に巻き込まれました。
結果として、10分ほど遅延。
でも、不思議とイライラはありませんでした。
むしろ、
「GWっぽいな」
と思える余裕がありました。
同じ渋滞でも、通勤とレジャーでは感じ方が全然違います。
通勤中の渋滞や遅延なら、心の中で軽くため息をついていると思います。
でもこの日は違いました。
目的は登山。
到着したら自然。
富士山。
山グルメ。
足湯。
そう思うと、10分くらいの遅れは許せてしまう。
人間の心は、目的次第でずいぶん変わるものです。
金時登山口に到着して、まずトイレへ
金時登山口に到着して、まずやるべきこと。

それはトイレです。
これは本当に大事です。
登山前のトイレ問題は、軽く見てはいけません。
山頂にもトイレはありますが、200円かかります。
もちろん、お金の問題だけではありません。
途中でトイレの不安を抱えると、楽しさがかなり減ります。
「まだ大丈夫かな」
「どこまで行けばトイレがあるかな」
「山頂まで我慢できるかな」
こんなことを考えながら登るのは、想像以上にストレスです。
せっかくの景色も、頭の中がトイレでいっぱいになったら台無しです。
自然を感じに来たのに、意識は完全に自分の内部事情。
それは避けたい。
だからこそ、登山前にしっかり準備しました。
結果として、登山中は余計な心配をせず、純粋に楽しむことができました。
登山は、歩く前の準備がかなり大事です。
トイレ。
飲み物。
靴。
服装。
荷物。
こういう小さなことが、登っている時の快適さに直結します。
普段の散歩なら多少適当でも何とかなります。
でも山では、ちょっとした準備不足がストレスになります。
今回、登山前にきちんとトイレを済ませたことは、地味ですがかなり正解でした。
こういう話は華やかではありません。
でも、実際に行く人にはかなり大事な情報です。
絶景より先にトイレ。
ロマンは少し減りますが、現実は大切です。
金時山登山スタート、初心者向けでも普通にしんどい
いよいよ金時山登山スタートです。
金時山は初心者向けと聞いていたので、少し余裕を持っていました。
「まあ、登りやすい山なんだろう」
そんな気持ちもありました。
しかし、実際に登ってみると、ちゃんとしんどいです。
普通に息は上がります。
太ももにも負荷がかかります。
坂道は坂道です。
山は山です。
初心者向けといっても、エスカレーターではありません。
そこを少し勘違いしていました。
登り始めてしばらくすると、
「あ、これはちゃんと運動だな」
と体が理解します。
普段の生活で使っていない筋肉が、静かに主張してきます。
「聞いてないんですけど」
と太ももが言っている気がしました。
ただ、それでも“登りやすい”と感じたのは、道の整備のおかげです。
足場がしっかりしているところが多く、無駄な体力消耗が少ない。
これはかなり大きかったです。
道が荒れていると、足元に神経を使います。
滑らないように。
石につまずかないように。
足を置く場所を考えながら歩く。
それだけで疲れます。
でも、金時山は整備されている印象があり、きついながらも安心して進めました。
結果的に、
「きついけど楽しい」
という状態をキープできました。
このバランスが絶妙でした。
楽すぎると達成感が少ない。
きつすぎると楽しむ余裕がなくなる。
金時山は、その中間にある感じがしました。
登山中は自分のペースで進めるのがいい
登っていて感じたのは、“誰とも競っていない”という安心感です。
早く登る必要はありません。
誰かに合わせる必要もありません。
自分のペースで進めばいい。
この自由さが、とても心地よかったです。
普段の生活では、何かと時間に追われます。
電車の時間。
仕事の時間。
予定の時間。
やること。
やらなければいけないこと。
でも登山中は、目の前の道を一歩ずつ進むだけです。
もちろん、帰りの時間や体力配分は考えます。
でも、基本は自分のペース。
疲れたら少し休む。
景色が良ければ立ち止まる。
水を飲む。
また進む。
この単純さがいいです。
登山は、体はきついのに、頭の中は少しシンプルになります。
あれこれ考えすぎる余裕がないとも言えます。
次の一歩。
呼吸。
足元。
景色。
それくらいに意識が絞られていく感じがしました。
また、すれ違う人との「こんにちは」も良かったです。
ほんの一言です。
でも、その一言で気持ちが少し軽くなります。
街中ですれ違う人にいきなり「こんにちは」と言ったら、たぶん少し驚かれます。
でも山では自然です。
この空気感も登山の魅力だと思いました。
知らない人同士でも、同じ道を歩いている仲間のような感じがあります。
大げさではなく、こういう小さな交流があるだけで、登山中の気持ちは少し明るくなります。
大岩スポットで教えてもらった絶景
途中の大岩で、登山者の方に声をかけてもらいました。
「ここ景色いいですよ」
その一言で登ってみると、本当に良かったです。

視界が一気に開けて、風も気持ちいい。
思わず深呼吸したくなる景色でした。
こういう“人に教えてもらった場所”は、なぜか強く記憶に残ります。
自分で見つけた景色ももちろん良いのですが、誰かが「ここいいですよ」と教えてくれた場所には、ちょっとした物語が加わります。
もし声をかけてもらわなければ、通り過ぎていたかもしれません。
その場に登らず、ただ先へ進んでいたかもしれません。
そう考えると、あの一言はありがたかったです。
山では、こういう偶然のやり取りが嬉しいですね。
名前も知らない人。
その場で少し言葉を交わすだけ。
でも、その一言で景色がひとつ増える。
旅や登山の面白さは、こういうところにもあると思います。
大岩から見た景色は、登山中の良いアクセントになりました。
まだ山頂ではありません。
でも、途中でこんな景色が見られると、
「登ってきてよかったな」
という気持ちになります。
足の疲れも少し忘れます。
ほんの少しですが。
完全には忘れません。
太ももは現実的です。
でも、景色があるとまた歩ける気になります。
山頂到着、達成感と富士山の存在感
山頂に到着しました。
人は多かったです。
GWということもあり、山頂はかなりにぎわっていました。
ただ、それ以上に達成感がありました。
「着いた」
この感覚はやっぱり大きいです。
登っている途中は、息も上がるし、足も疲れます。
まだかな。
あとどれくらいかな。
そんなことも考えます。
でも山頂に着くと、そのしんどさが一気に報われます。
そして富士山。

やっぱり別格です。
ただそこにあるだけで、圧倒的な存在感があります。
写真で見る富士山もきれいです。
でも、自分の足で登った先で見る富士山は、やはり違います。
しばらく何もせず、ただ眺めていました。
この時間はかなり贅沢でした。
山頂には人が多く、落ち着いた静寂という感じではありませんでした。
それでも、目の前に富士山があるだけで満足です。
富士山は、見るたびに「やっぱりすごいな」と思わせる力があります。
何度見ても、ちゃんと感動します。
不思議です。
特別な説明はいりません。
ただ見えるだけでいい。
そのくらいの存在感があります。
金時山に登って良かったと思えた瞬間でした。
金太郎茶屋で山グルメを楽しむ
登山後の楽しみといえば、やっぱり食事です。

山頂では金太郎茶屋へ。

外の席を選び、景色を見ながらごはんを食べることにしました。
このシチュエーションだけで、すでに美味しさは倍増しています。
山の上で食べるものは、どうしてあんなに美味しく感じるのでしょう。
普段なら普通に食べるものでも、登山後だと特別になります。
体を動かした後。
景色がいい場所。
少し疲れている状態。
この条件がそろうと、食事の満足度が一気に上がります。
山頂での食事には、普通の外食とは違う楽しさがあります。
店内でゆっくり食べるランチも好きです。
でも、山の上で風を感じながら食べる一杯には、別の魅力があります。
今回食べたのは、カレーうどんとうでんです。

「うどん」ではなく「うでん」。
この響きもいいですね。
メニュー名からして、少し楽しい。
山で食べるごはんは、味だけでなく名前や雰囲気まで含めて記憶に残ります。
登山で消耗した体に、温かい食事が入っていく。
これがたまりません。
この時点で、
「今日はもうかなり満足だな」
と思っていました。
でも、この日はまだまだ終わりません。
カレーうどんは登山後にぴったりだった
カレーうどんは、コクがあり、しっかりした味でした。
登山後の体には、ちょうどいい濃さです。
疲れた体に、カレーの香りと温かさ。
これは強いです。
山頂で食べるカレーうどんは、かなり幸せでした。
普段食べるカレーうどんも美味しいですが、登山後のカレーうどんには特別感があります。
汗をかいて、足を使って、山頂まで登った後だからこそ、しっかりした味がうれしい。
スープを飲むと、体にしみる感じがあります。
山グルメとして、カレー系は間違いないですね。
味が分かりやすい。
体が喜ぶ。
満足感がある。
そして温かい。
山の上では、この分かりやすさがありがたいです。
細かい味の分析をするより、
「ああ、うまい」
これで十分です。
食べながら景色を見る。
少し休む。
また食べる。
この時間はかなり贅沢でした。
登山の疲れも、富士山の景色とカレーうどんでだいぶ回復した気がしました。
もちろん完全回復ではありません。
このあと下山もあります。
そしてさらに小田原観光まであります。
普通に考えると、まだかなり先は長い。
でもこの時は、カレーうどんの満足感で気持ちが強くなっていました。
うでんは優しい出汁が印象的
うでんは、優しい出汁が特徴的でした。
具材も豊富で、派手さはないのですが、じんわり美味しいタイプです。
カレーうどんがしっかりした味なら、うでんは落ち着く味。
この対比が良かったです。
登山後は濃い味もおいしいですが、優しい出汁もまた体にしみます。
食べるとホッとする感じがありました。
山頂でこういう温かいものを食べられるのはありがたいです。
外の席で景色を見ながら、温かいうでんを食べる。
これだけで、かなり満たされます。
山グルメの良さは、料理そのものだけではありません。
そこまで登ってきた自分。
目の前の景色。
疲れた体。
一緒に流れる時間。
全部が味に乗ります。
だからこそ、山で食べるごはんは記憶に残るのだと思います。
金太郎茶屋での食事は、金時山登山の大きな楽しみのひとつでした。
山頂に着いた達成感。
富士山の景色。
そして温かい食事。
この組み合わせは強いです。
もしまた金時山に来ることがあれば、山頂での食事は外せないと思いました。
登る前から、山頂ごはんを楽しみにするのもありです。
目的が食べ物寄りになるのは、いつものことです。
下山は金時神社ルートへ
帰りは金時神社ルートで下山しました。
登りとはまた違う道を歩くと、気分も変わります。
登山は登りだけでなく、下山も大事です。
むしろ、下山の方が足に負担を感じることもあります。
登りは息が上がります。
下りは膝や足元に注意が必要です。
油断すると滑りそうになります。
「下るだけだから楽」というわけではありません。
ただ、金時神社ルートには、金太郎伝説にまつわるスポットがいくつかありました。
これが良かったです。
ただ下山するだけではなく、途中で物語を感じられる。
歩きながら、金太郎の伝説に触れられる。
こういう要素があると、疲れていても少し楽しめます。
登山後の下山は、どうしても「早く下まで行きたい」という気持ちになりがちです。
でも、途中に見どころがあると、ただの移動ではなくなります。
体を動かしながら、少し歴史や伝説にも触れる。
金時山らしい楽しみ方だと思いました。
金時宿り石の迫力に驚いた
下山中に印象に残ったのが、金時宿り石です。

金太郎と母である山姥が夜露をしのいだとされる大きな岩だそうです。
実際に目の前にすると、想像以上に存在感がありました。
大きな岩がそこにあるだけなのですが、伝説と結びつくことで見え方が変わります。
「ここで本当に過ごしていたのかも」
そう思わせる雰囲気がありました。
もちろん、伝説です。
すべてをそのまま事実として受け取るわけではありません。
でも、こういう場所に立つと、物語の中に少し入ったような気持ちになります。
金時宿り石は、金太郎の怪力で割られたものではなく、自然に突然割れたと伝えられているようです。
しかも、その時の音は村中に響き渡るほどだったとか。
その話を聞いた時、
「どれだけの音だったんだろう」
と気になりました。
山の中で大きな岩が割れる音。
想像するだけでかなり迫力があります。
当時の人たちは、相当驚いたのではないでしょうか。
こういう伝説は、少し大げさな部分も含めて面白いです。
ただの岩ではなく、そこに物語がある。
だから立ち止まって見たくなる。
写真を撮りたくなる。
誰かに話したくなる。
金時宿り石は、そんなスポットでした。
金時手毬石で少しほほえましい気持ちに
もうひとつ印象に残ったのが、金時手毬石です。

幼少期の金太郎が手毬遊びをしていたとされる石だそうです。
金時宿り石のような迫力とはまた違って、こちらは少しほほえましい印象がありました。
金太郎といえば、力強いイメージがあります。
まさかりを担いで、熊にまたがる。
そんな昔話のイメージが強いです。
でも、手毬遊びという言葉が出てくると、少しやわらかい雰囲気になります。
小さな金太郎が遊んでいたのかな。
そんな想像をすると、何となく親しみがわきます。
登山というと、景色や達成感が中心になりがちです。
でも、こうした伝説スポットがあることで、歩く楽しみが増えます。
「ここにこんな話があるんだ」
「この石にも名前があるんだ」
そう思いながら歩くと、ただの道が少し違って見えます。
金時山のハイキングコースには、金太郎伝説にまつわる場所が点在していて、体を動かすだけでなく、ちょっとした物語も楽しめます。
これが魅力だと思いました。
ただ登って降りるだけではなく、ストーリーを感じながら歩ける。
金時山が人気なのも分かります。
金時神社で子供の日イベントに遭遇
下山して金時神社へ向かうと、子供の日イベントが開催されていました。

こういう予想外の出来事は嬉しいです。
事前に細かく調べていたわけではなかったので、現地でイベントに出会えると得した気分になります。
登山を終えて、神社へ立ち寄って、そこにイベントがある。
一日の流れとして、かなり良かったです。
しかも、無料ちゃんこ鍋がありました。
これは並びます。
登山後です。
お腹は山頂で食べたはずですが、無料ちゃんこ鍋となると話は別です。
無料という言葉には、やはり力があります。
しかもちゃんこ鍋。

温かくて、体に染みそうな響きです。
並んでいただいたちゃんこ鍋は、味もしっかり美味しかったです。
登山後の体に、優しさがありました。
こういう予想外のグルメに出会えると、一日の満足度は一気に跳ね上がります。
計画していた楽しみも良いですが、予定外の楽しみにはまた別の嬉しさがあります。
「まさかここでちゃんこ鍋を食べるとは」
という感じです。
しかも無料。
ありがたい。
山頂で食べたカレーうどんとうでん。
そして下山後のちゃんこ鍋。
この日は山グルメの流れが強すぎました。
登山の消費分を、かなり早い段階で回収している気がします。
バスを逃して強羅駅まで歩くことに
金時神社の後、バスの時間のタイミングを逃してしまいました。
少し迷いましたが、そのまま歩いて強羅駅まで向かうことにしました。
正直、この判断はなかなかハードでした。
登山の後ということもあり、足にはそれなりに疲労が溜まっています。
「やっぱりバスを待てばよかったかな」
途中で何度か思いました。
これは本当に思いました。
登山後の追加徒歩は、じわじわ効きます。
最初はまだ余裕があります。
「まあ歩けるでしょ」
と思います。
でも、少し進むと足が現実を教えてきます。
「もう結構使ってますよ」
と。
ただ、その分、ゆっくり景色を見ながら歩けたのは良かった点でもあります。
急いで移動していたら気づかないような風景や空気感を感じられました。
山の後の道。
観光地らしい雰囲気。
少し疲れた体で見る景色。
これはこれで“あり”でした。
完全に楽だったとは言いません。
むしろ、普通にしんどかったです。
でも、しんどさも含めて記憶に残りました。
旅や散策は、楽なことばかりではありません。
少ししんどい場面も、あとから振り返ると味になります。
その時は、
「バス待てばよかったかも」
と思っていましたが、今となっては歩いたことも含めて良い思い出です。
いや、足には申し訳なかったです。
強羅駅からの電車で子供の日らしい演出に出会う
強羅駅に到着してから電車へ。
ちょうど子供の日ということもあり、車内や装飾が特別仕様になっていました。


こういう季節限定の演出は、狙っていなくても出会えると嬉しいものです。
疲れているはずなのに、少し気分が軽くなりました。
登山後に強羅駅まで歩いたので、体はかなり使っています。
本来なら、電車に乗った瞬間にただ座って休みたいところです。
でも、子供の日らしい雰囲気があると、移動時間も少し楽しくなります。
こういう小さな演出があると、旅の記憶に残ります。
目的地そのものではなく、移動中に出会うもの。
これも旅の一部です。
電車に乗りながら、少しずつ小田原方面へ向かいます。
山の空気から、観光地の空気へ。
登山モードから、小田原観光モードへ。
この切り替わりも面白かったです。
朝は金時山。
昼は山頂と金時神社。
そしてこれから小田原へ。
一日の中で、場面がどんどん変わっていきます。
かなり濃いです。
濃すぎて、帰る頃には記憶の整理が追いつかないくらいでした。
でも、こういう日はいいですね。
「今日は何をしたっけ」とならない。
むしろ「いろいろやりすぎたな」となる。
それくらいが、GWの日帰り旅にはちょうどいいのかもしれません。
小田原城で観光モードへ切り替え
小田原へ移動すると、雰囲気は一気に観光モードになりました。
小田原城ではイベントが開催されていて、人も多く、かなりにぎやかでした。
屋台も出ていて、お祭りのような空気感。
山の静けさとはまったく違います。
朝は登山道を歩き、富士山を見ていたのに、今度は城と屋台と人のにぎわいです。
この振れ幅が面白かったです。
同じ一日の中で、自然と街の観光を両方楽しめる。
金時山と小田原の組み合わせは、かなり相性がいいと思いました。
小田原城に来ると、気分がリセットされます。
登山の疲れはあります。
でも、街のにぎわいを見ると、また少し元気が出てきます。
人が多いと疲れることもありますが、イベントのある小田原城は活気があって楽しい雰囲気でした。
屋台を見ながら歩くだけでも楽しいです。
「あれ美味しそうだな」
「これも気になるな」
と思いながら歩く時間。
ただし、この日はすでに山頂グルメとちゃんこ鍋を楽しんでいます。
胃袋の予定表は、なかなか混雑しています。
それでも、見るだけで楽しいのが屋台です。
お祭り感のある場所を歩くと、それだけで気持ちが上がります。
ミナカ小田原で足湯、これは本当に良かった
そして最後は、ミナカ小田原の足湯へ。

これが本当に良かったです。
足を入れた瞬間に、
「あぁ……」
と声が出るレベルでした。
登山で溜まった疲労が、じんわり抜けていく感覚。
足湯って、こんなにありがたかったのかと思いました。
普段なら、足湯に入っても「気持ちいいな」くらいかもしれません。
でも、金時山に登り、下山し、強羅駅まで歩き、小田原まで移動した後です。
足湯の価値が跳ね上がっています。
疲れた足にお湯。
これ以上分かりやすい癒しはありません。
しかも景色を見ながら入れるのが良かったです。
ただ座って足を温めるだけではなく、周りの景色を見ながらぼんやりできる。
これはかなり贅沢でした。
一日の疲れが、ここで少しほどけていく感じがしました。
登山の日に足湯を組み合わせるのは、かなりおすすめです。
特に小田原まで移動して、最後にミナカ小田原で足湯。
この流れは良いです。
山で動いて、街で休む。
自然と観光と癒しがつながります。
足湯に入りながら、
「今日、かなり動いたな」
としみじみ思いました。
そして同時に、
「ここで足湯に入れてよかった」
とも思いました。
もし足湯がなかったら、帰り道の疲労感はもう少し重かった気がします。
気になっていた金のたまごは利用できず
ミナカ小田原では、フードセンターにある「湘南どり 金のたまご」が気になっていました。
ただ、今回は利用できませんでした。
訪問時点では、営業しているのか閉店しているのか、少し分かりにくい印象でした。
後で確認してみても、情報がはっきりしない部分がありました。
公式ページや一部の店舗情報には掲載が残っている一方で、別のグルメサイトでは掲載保留のような扱いになっていました。
なので、ここでは閉店と断定せず、
「今回は利用できず、状況がはっきり分からなかった」
という記録にしておきます。
こういうこと、たまにあります。
行こうと思っていた店が見当たらない。
営業しているのか分からない。
ネットの情報もサイトによって違う。
営業時間や営業状況は変わることがあるので、現地で「あれ?」となることもあります。
少し残念ではありました。
気になっていたお店だったので、食べてみたかった気持ちはあります。
ただ、この日はすでにかなり満足していました。
金時山。
富士山。
金太郎茶屋。
ちゃんこ鍋。
小田原城。
足湯。
ここまで楽しんでいるので、ひとつ予定通りにいかなくても、全体の満足度は下がりませんでした。
むしろ、旅にはこういう予定外もあります。
全部が予定通りに進む日の方が少ないのかもしれません。
練り物とアジの唐揚げで最後まで食べ歩き
金のたまごは利用できませんでしたが、館内では食べ歩きも楽しみました。


練り物やアジの唐揚げなど、どれも美味しかったです。
軽くつまむつもりが、ついつい食べてしまいます。
この「軽く」の基準は、旅先ではだいぶ甘くなります。
普段なら、
「さっき食べたし、やめておこう」
と思う場面でも、旅先だと、
「せっかくだし」
が出てきます。
この「せっかくだし」は、かなり強い言葉です。
財布にも胃袋にも影響力があります。
練り物は、歩きながら食べるのにちょうどいいです。
アジの唐揚げも、こういう場所で食べるとより美味しく感じます。
小田原らしさもあり、最後の食べ歩きとしてかなり良かったです。
登山で消費した分を完全に取り戻しているような気もします。
むしろ少し上回っている可能性もあります。
でも、この日はいいのです。
朝5時から動いています。
金時山にも登っています。
強羅駅まで歩いています。
足湯にも入っています。
小田原城も歩いています。
ここまで動いたのだから、練り物とアジの唐揚げくらい許してほしい。
誰に許しを求めているのかは分かりません。
たぶん自分の中の健康管理係です。
でも、この日の満足度を考えると、最後の食べ歩きまで含めて大正解でした。
朝5時から夜まで動き切ったリアルな疲労感
朝5時に出発して、夜までしっかり動いた一日。
正直、体はそれなりに疲れました。
金時山の登山だけでも十分運動です。
そこに下山、金時神社、強羅駅までの徒歩、小田原観光、足湯、食べ歩き。
かなり詰め込んでいます。
途中で何度か、
「さすがにちょっと疲れたな」
と思いました。
特に強羅駅まで歩く判断は、なかなか効きました。
でも、それでも後悔はありません。
疲れたけれど、満足感がありました。
この違いは大きいです。
ただ疲れただけの日は、帰ってからどっと沈みます。
でも、しっかり遊んで疲れた日は、疲労の中に満足があります。
「ああ、今日はよく動いた」
「ちゃんと一日使った」
そう思える。
この感覚がすごく良かったです。
休日を家でゆっくり過ごすのも大事です。
何もしない日も必要です。
でも、たまには朝から夜まで動き切る日があってもいい。
体は疲れます。
でも、気持ちはかなり満たされます。
この日はまさにそんな一日でした。
金時山登山と小田原観光は相性がいい
今回あらためて思ったのは、金時山登山と小田原観光の組み合わせはかなり良いということです。
金時山で自然と運動を楽しむ。
山頂で富士山を見る。
金太郎茶屋で山グルメを食べる。
下山後は金太郎伝説や神社を楽しむ。
そこから小田原へ移動して、小田原城やミナカ小田原へ。
足湯で疲れを癒し、最後に食べ歩き。
自然、運動、歴史、グルメ、癒し。
全部がバランスよく入っています。
もちろん、かなり動くので楽なコースではありません。
特にGWは人も多く、移動も少し時間がかかります。
渋滞もあります。
待ち時間もあります。
でも、それも含めてGWの日帰り旅らしさがあります。
日帰りでここまで楽しめるなら、かなり満足度は高いです。
遠くへ泊まりで行く旅行もいいですが、日帰りでも十分濃い一日は作れます。
むしろ、日帰りだからこそ少し頑張って詰め込めるのかもしれません。
帰ったら自分の家で寝られる安心感もあります。
この安心感、大事です。
まとめ
今回は、GWに金時山登山と小田原観光を日帰りで楽しんだ一日の記録でした。
朝5時に出発し、バスタ新宿から6時半過ぎのバスで金時登山口へ。
GWらしく途中で渋滞があり、10分ほど遅れましたが、レジャーの移動だったこともあり、あまりイライラせずに過ごせました。
登山前にはトイレを済ませ、余計な不安を減らしてから金時山へ。
初心者向けと聞いていましたが、実際に登ってみると普通にしんどさもありました。
それでも道が整備されていて歩きやすく、「きついけど楽しい」というちょうどいい感覚で登ることができました。
途中では、大岩スポットで登山者の方に景色の良い場所を教えてもらい、思いがけない絶景にも出会えました。
山頂では富士山を眺めながら達成感を味わい、金太郎茶屋でカレーうどんとうでんをいただきました。
登山後の温かい食事は本当においしく、山グルメの満足度はかなり高かったです。
下山は金時神社ルートへ。
金時宿り石や金時手毬石など、金太郎伝説にまつわるスポットを見ながら歩けたことで、ただの登山ではなく、物語の中を歩くような楽しさもありました。
金時神社では子供の日イベントが開催されていて、無料ちゃんこ鍋にも遭遇。
登山後の体にしみるおいしさで、予想外の嬉しい出来事でした。
その後はバスのタイミングを逃し、強羅駅まで歩くことに。
正直しんどさはありましたが、景色を見ながら歩けたのは良かったです。
電車では子供の日らしい特別な装飾もあり、移動時間も楽しめました。
小田原へ移動してからは、小田原城で観光モードに切り替わり、最後はミナカ小田原の足湯へ。
登山と徒歩移動で疲れた足に足湯は最高でした。
気になっていた「湘南どり 金のたまご」は今回は利用できず、営業状況もはっきり分からなかったため、閉店とは断定せず記録しておきます。
その代わり、練り物やアジの唐揚げなどの食べ歩きを楽しみ、最後まで満足度の高い一日になりました。
金時山登山と小田原観光。
自然、運動、富士山、山グルメ、金太郎伝説、イベント、足湯、食べ歩き。
全部を詰め込んだ、かなり濃いGW日帰り旅でした。
体はしっかり疲れましたが、それ以上に「一日を使い切った」という満足感があります。
またこういう“しっかり遊ぶ日”を作りたいです。
ただし次回は、バスの時間だけはもう少しちゃんと確認しておきたいところです。
登山後の追加徒歩は、思い出にはなりますが、足からは少し苦情が来ます。